• 目次
• 1.商品概要
• 2.カラーバリエーション
• 3.耐用年数と保証内容
• 4.標準リフォーム工事の手順
• 5.塗料の特徴（性能）
• 6.見積比較のチェックポイント
  
  

 

1.商品概要

スタッコとは石灰と水で出来た化粧漆喰という建築材料のことで、モルタル外壁に塗ります。
完全に乾くと硬く、強固になって、耐久性や防水性が上がる素材です。

アメリカで開発された最高級超弾性スタッコ『スタッコフレックス』は、優れた性能を兼ね揃え、下地の伸縮や塩害等により発生するクラック（ひびわれ）の発生を防止する他、多様なテクスチャーも可能にし、個性豊かな内装・外装を演出します。超弾性ペイントの為、ヘアークラックの上から塗装・補修できます。

スタッコ仕上げの塗装には3種類の工法があります。
・ローラー

・コテ塗り

コテ塗りとは、左官職人がコテを使って模様をつけながら塗っていく工法です。
木片、ハケなどのさまざまな道具を使うことで、唯一無二の模様をつけることができます。

・吹き付け塗装
吹き付け塗装とは、ガンと呼ばれる噴射器具で塗材を吹き付けていく工法です。
デコボコとした表面に仕上がります。
ほかにも吹き付けたまま固める「吹き放し仕上げ」と、吹き付けた後にコテやローラーで押さえつける「ヘッドカット仕上げ」があります。

洋風なデザインが好みの方や高級感を出したい方やナチュラル感を出したい方におすすめします。
スタッコ仕上げを依頼する際には経験豊富な職人に依頼してください。

 

2.カラーバリエーション

標準20色

 

3.耐用年数と保証内容

期待耐候年数20年
（家の建築条件などにより、次の塗り替え目安は異なります）

4.標準リフォーム工事の手順

①仮設足場設置（必須）

②高圧水洗い

③シーリング工事（オプション）

④養生

⑤下塗り
⑥中塗り
⑦上塗り（南面２回／当社標準）
⑧タッチアップ・補正

⑨完了検査

⑩足場解体・引き渡し

5.塗料の特徴（性能）

≪メリット≫
・高耐候性
紫外線に弱い可塑剤を含まない独自配合のアクリルポリマーによって、耐久性や柔軟性を長期にわたり維持。
塗膜の敵である紫外線に強く、塗膜の劣化を最小限に防ぎます。長期間安心して美しい外壁を維持します。

・超弾性
200％超の弾力性があるため、多くの外壁トラブルの原因となるクラックに強く、さらに水の侵入を防ぎます。

・透湿性・防水性
水は通さず水蒸気は通す、高性能塗膜

・耐火性能
スタッコフレックスはAクラスの耐火性能（ASTM試験：JISの基になっているアメリカの工業規格）なので火の広がりを起こしません。※日本での防火試験認定番号 NM-1148

・デザイン性が高い
オリジナルの模様が作れる

環境に配慮した高性能な水性塗料であり、またF☆☆☆☆を取得
人体への影響がない安全性も有しています。

≪デメリット≫
・汚れがつきやすい
塗膜が凸凹なため隙間に汚れが溜まりやすい

6.見積比較のチェックポイント

見積書に記載されている内容で必ずチェックしなければならないポイントは「使用する塗料やシーリングのメーカー、商品名が正確に記載されているか」です。
見積書や契約書に記載されている内容が「お客様と業者の約束ごと」になりますので、記載内容が曖昧であれば、契約金額によって業者側が調整出来てしまいます。
見積書は金額だけでなく、下記の内容が明確に記載されているかを必ず確認するようにしましょう。

・使用する塗料のメーカーの記載
・使用する塗料の量（缶数）の記載
・期待耐候年数
・塗布回数（当社は3回塗り＋南面のみ4回塗りが標準使用）
・外壁塗装以外の付帯部（雨どい、木部、板金部など）の使用塗料名、メーカー
・シーリングのメーカー、商品名
・高圧洗浄の種類（水洗い、バイオ洗浄）
・破損部、腐食部の処理方法
など

その他、業者の【企業姿勢】を確認する部分として「安全対策」についても確認しましょう。
外壁や屋根のリフォームを行う際には、様々な法令を遵守して作業を行わなければなりません。

・仮設足場の設置
・道路使用・占用許可申請
・アスベスト対策
・産業廃棄物処理
・中電引き込み線防護管取付

などコストダウンのために省略（法令違反）する業者も少なくありません。
大切なマイホームのリフォーム中に重大な事故が発生してしまったら大変です。
「安い＝法令違反」で無いことを必ず確認しましょう。

見積書には業者の企業姿勢や社長の考え方が表れています。
金額だけで業者を決めることは後悔のもとになりますのでご注意ください。

 

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