瓦屋根 本棟改修工事(積み直し/雨漏り修理・耐震補強)
25,000円(税込)〜/m
足場代材料費工事費現場管理費 ※既存瓦処分費、新品瓦代含む
耐震性・耐風性に不安をお持ちのかた、
瓦のズレや脱落にお悩みにかたにおすすめ!
瓦屋根の雨漏り原因となる箇所で代表的な棟部(本棟・隅棟)を再施工し、防水性と耐震耐風性を向上させます。
※価格は切妻総2階建の瓦屋根を想定したものになります。
※のし瓦の段数によって費用は変動いたします。
概要
OVERVIEW標準仕様
足場・本棟・隅棟解体・芯木交換・モルロック・瓦復旧(のし5段)
工事の種類
棟積み直し
商品名
陶器瓦・日本瓦・コンクリート瓦ほか
メーカー名
国内主要メーカー
本棟は屋根の最も高い位置にある重要な部分で、経年劣化により漆喰の剥がれや瓦のズレ、内部の葺き土の劣化が発生することがあります。劣化を放置すると、強風による棟瓦の落下や雨水の浸入による雨漏りにつながる恐れがあります。
本棟再施工工事では、既存の棟瓦を一度解体し、劣化した葺き土や漆喰を撤去したうえで、内部の状態を確認しながら傷んだ下地を補修・補強し、棟を積み直します。

現在では土ではなく南蛮漆喰を使用する事で軽量化と耐候性を向上が期待できます。
安心して長く住み続けるためにも、本棟部分の定期的な点検と適切なメンテナンスをおすすめいたします。
施工には従来の葺き土ではなく「南蛮漆喰」を使用します。南蛮漆喰は葺き土と漆喰の役割を兼ね備えた材料で、防水性・耐久性に優れており、雨水の浸入を防ぎながら棟内部の劣化を抑制します。また、従来工法より屋根を軽量化できるため、耐震性の向上も期待できます。
さらに、ガイドライン工法に対応し、補強金具や芯木を設置することで、地震や台風などの自然災害にも強い棟へ改修することが可能です。
本棟の再施工は、雨漏り対策だけでなく、屋根全体の耐久性・耐震性・安全性を高める重要なメンテナンスです。大切な住まいを長く守るためにも、定期的な点検と早めの補修をおすすめします。
標準的な手順は以下の通りです。
屋根(主に和瓦・洋瓦などの漆喰・棟瓦)の棟瓦積み直し工事
【施工前】
※写真は洋瓦(平板瓦)の事例です。
棟瓦の蛇行・ずれ: 最上部の棟(むね)部分の瓦列(のし瓦・冠瓦)が一直線ではなく、波打つように蛇行(うねり)が生じています。
崩れのリスク: 内部の漆喰の劣化、瓦の位置が固定力を失って横ズレを起こしている状態です。

1. 既存の棟瓦・泥・漆喰の撤去
※写真は洋瓦(平板瓦)の事例です。
既存の棟瓦を1枚ずつ丁寧に解体し、撤去します。

内部にある古くなった葺き土や古い漆喰、固定用の銅線などを綺麗に取り除き、掃除します。再利用する瓦(状態が良好な場合)は、割れないよう安全な場所に仮置きします。
2. 下地補強および棟金具の設置
※写真は洋瓦(平板瓦)の事例です。

屋根の構造体(野地板・垂木など)の位置に合わせて、耐久性の高い棟金具(金属製の下地固定金具)を取り付けます。
棟金具の上に、腐食に強い樹脂製貫板(ぬきいた)や防腐処理済みの木材を固定し、強固な芯材を作ります。
3. 南蛮漆喰(なんばんしっくい)による土台形成
※写真は洋瓦(平板瓦)の事例です。
従来の「葺き土+表面漆喰」ではなく、現代の工事では防水性・耐久性に優れた「防災南蛮漆喰(防水シリコン入りなど)」を使用します。
のし瓦を設置する土台として、南蛮漆喰を隙間なくしっかりと盛り込みます。
4. のし瓦の積み直し(段積み)※この工法は日本瓦(和瓦・J形瓦)のみ採用されます。
下段から順番に「のし瓦」を水平・勾配を確認しながら積んでいきます。瓦同士の継ぎ目(水抜き穴や接合部)を考慮し、雨水が浸入しない角度で固定します。
棟金具から伸ばしたステンレス線(または銅線)で、のし瓦同士および芯材としっかり連結・緊結します。
【のし瓦が用いられる主な瓦の種類と特徴は以下の通りです。】
・日本瓦(和瓦・J形瓦)
伝統的な和風住宅の屋根に用いられます。棟(屋根の頂上部分)を高く見せて重厚感を出すためや、雨水の侵入を防ぐために「のし瓦」を2段〜5段(高級住宅ではさらに多く)積み重ねて施工します。
・F形瓦(フラット形・防災瓦)の和モダン施工
平板状のモダンな瓦ですが、和風・和モダンのデザインにする際、棟部分だけに「のし瓦(またはのし瓦の一体型部材)」を組み合わせて段積みすることがあります。
5. 冠瓦(かんむりがわら)の取付け
※写真は洋瓦(平板瓦)の事例です。
最上部に冠瓦(三角棟瓦など)をかぶせます。

冠瓦の上部からパッキン付きのステンレスネジ(防錆ネジ)を打ち込み、芯材(貫板)へ直接しっかり固定します。これにより台風や地震による崩れを防止します。
【工事完了】
※写真は洋瓦(平板瓦)の事例です。
≪工事のポイント≫
施工期間の目安: 一般的な戸建て住宅で 2〜4日程度(天候による)
防災仕様へのアップグレード: 現在の積み直し工事では、地震や台風に強い「防災施工(ガイドライン工法)」が標準的です。ネジ止めや金属金具による強固な固定が行われます。

