豊橋市 トヨッキー

豊橋市A様邸

豊橋市A様邸 屋根葺き替え工事(和瓦→陶器防災瓦プラウドBB/銀黒)雨樋交換(ジェイスケアPJ70)

お客様のご要望

・漆喰が劣化してしまった
・雨漏りが原因で天井にシミが発生してしまって困っている
・また、最近スズメがたくさん来ている気がして鳥の巣ができていないか心配

ご提案内容

漆喰の劣化が気になるとお問い合わせを頂きました。
調査に伺うと漆喰の劣化と瓦の浮きが見受けられました。
お客様にお話を伺うと、漆喰の他にも雨漏りが気になっているとの事で屋根裏を拝見させて頂いたところ屋根の野地板には雨染みがあり、今後もまた雨漏りが発生する恐れがあるので「漆喰補修」に併せて「屋根の葺き替え」の2パターンでご提案させていただきました。

施工概要

OVERVIEW

住所

愛知県豊橋市

施工箇所

屋根

施工内容

屋根葺き替え工事

工期

28日

築年数

39年

屋根材

プラウドBB/銀黒

メーカー

栄四郎瓦株式会社

防水紙

PカラーEX+

メーカー

田島ルーフィング

雨樋

ジェイスケアPJ70

メーカー

パナソニック

施工前の様子

BEFORE

施工前の屋根全体の様子です。既存屋根材は和瓦で「土葺き」で施工されていました。

屋根土は年月が経つと痩せてしまい接着機能が弱まります。そうなると瓦を支えることができなくなってズレたり落下したりしてしまいます。

すべての瓦が緊結されておらず、接着している「葺き土」が収縮すると瓦のズレや浮きが生じてしまいます。この調査の時にも瓦の浮きが見受けられました。

台風や地震の度に瓦屋根の被害が大きくニュースになっているのを見ますが、その屋根のほとんどがガイドライン工法ではなく、従来工法(土葺き)で施工された瓦屋根です。

雨樋や垂木など経年劣化が見られます。特に木部はメンテナスを怠ると傷みやすく、汚れやすいので定期的に点検が必要です。

屋根は普段あまり見る機会がありませんが、瓦の状態を定期的にチェックして台風や地震に備えましょう。

施工中の様子

UNDER CONSTRUCTION

瓦を撤去しました。現在では土葺き(湿式工法)は行われていませんが、当時は写真の通り、瓦の下に大量の屋根土を施して瓦を施工していました。

撤去した後の屋根の状態です。屋根下地の野地板は「合板」でなはく「バラ板」という幅の狭い板状の木材を並べた施工になっています。

屋根下地に腐食がなかった為、既存野地板(バラ板)は撤去せず合板を張り増しという方法で補強します。

ルーフィングを施工し、瓦を固定するための新しい瓦桟木(横方向)を取付します。縦方向には「ルーフテープ」と呼ばれる瓦桟木(瓦を引っ掛ける下地)とルーフィングの間に隙間を設ける部材を施工し、雨水を軒先まで抜けやすくします。

瓦桟木を取り付け、今回は耐久性に優れ防災機能を備えた陶器防災瓦「プラウドBB」を施工していきます。

破風にはガルバリウム鋼板の板金巻きを施工し、雨風による劣化を防ぎます。

ケラバ瓦など役物瓦はパッキン付きのステンレスビスにて固定。台風などの強風時にもしっかりと耐えて家を守ります。長期間メンテナンスフリーの屋根に生まれ変わりました。

施工後の様子

AFTER

栄四郎瓦の陶器防災瓦「プラウドBB」に葺き替え後の屋根全体の様子です。施工前の屋根は昔ながらの工法(土葺き)で施工されていたため重量(土葺きの瓦屋根は1㎡約50kg)がありましたが、葺き替えたことにより軽量化(約50%軽減)されました。

防災機能(フック)で瓦同士をがっちり固定することで、耐風・耐震など防災性に優れた機能を実現。屋根をしっかり守ります。

栄四郎瓦の陶器防災瓦「プラウドBB」は3重の水返し構造で大雨時もしっかりと雨水をシャットアウトします。雨漏りリスクを低減します。

粘土を原料とする陶器瓦は元来、熱を伝えにくい特徴を備えています。瓦と野地板の間の空気層がさらに断熱効率を高め、快適に過ごすことが出来ます。

全ての役物瓦はパッキン付きステンレスビスで固定していますので強風でも安心です。

雨樋はパナソニックのジェイスケアPJ70で施工しました。ジェイスケアPJ70は和風洋風問わず、様々な住宅スタイルに美しく納まります。

お客様にいただいた声

山本瓦工業株式会社 スマートルーフ

大きな台風で瓦が2回ほど飛んでしまったことがあり、近隣の方々にも迷惑にもなるので悩んでいました。

葺き替えの場合に使用する瓦は和瓦と形がやや似ていて今の雰囲気を残しつつ、本棟の漆喰がなくなるため漆喰のメンテナンスフリーになるのでおすすめと提案して頂き葺き替えでお願いしました。

梅雨の時期で工期の心配はありましたが、キレイに出来上がっていて嬉しいです。

また、施工中に入母屋の破風が劣化しているので板金で巻いてあげるとキレイになると提案して頂きました。

玄関上の正面なので板金で巻いてもらうようにお願いしましたが、キレイになったので良い提案をしてくれたなぁと思いました。

こちらのお客様の担当は平松 佑香です。

お客様と一緒に素敵なリフォームを!

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