【ROOGA登録施工店が教える】ルーガの価格、デザイン、性能、耐久性
2022.03.08
コラム
1.価格
ルーガの価格帯は「やや高め」の位置付けられます。決して安くありません。
ただ発売当初からしばらくは屋根材以外の副資材(板金役物、金具など)もケイミュー純正品の使用が保証条件とされており、かなりコストアップになっていました。しかし現在では陶器瓦用の副資材など一定の品質や性能基準をクリアした流通部材を使用出来るようになり、だいぶお求めやすい価格になってきました。
コストに関しては、ルーガには登録工事店制度があり、ケイミューが認めた工事店のみ販売施工が可能であり一定の施工品質が保たれているため競争による品質度外視の価格設定が広まっていないとも言えます。
2.デザイン
ルーガのデザインはの
◆和瓦タイプ
「ルーガ雅(みやび)」
◆天然石調フラットタイプ
「ルーガ鉄平(てっぺい)」
の2つのバリエーションがあります。
「ルーガ雅」は本物の和瓦より波形形状が緩やであり、近代和風建築にもマッチします。
より和風色を強くしたい場合には「高棟仕様」がオプション設定されています。
鬼瓦も取付可能です。
「ルーガ鉄平」は天然スレートっぽいイメージのフラット瓦で他には同様の現状をした屋根材はあまり見ない独特のデザインで人気があります。
カラーバリエーションはルーガ雅、ルーガ鉄平ともに6色展開されており、グラデーションカラーがとてもお洒落でルーガの特色とも言えます。
3.性能
防水性能、耐風性能、耐震性能、強度に関しては高水準と言えます。
特に強度は先にも説明した通りハンマーで叩いても割れないという脅威的な強さを持っています。
4.耐久性
色褪せに関しては耐候年数30年以上と言われるケイミュー独自技術の「グラッサコート」塗装が施されておりますので当面は安心です。ただし、陶器瓦のように半永久的に色褪せしないわけではありませんのでいずれは塗装によるメンテナンスが必要とらなります。
また「Hybrid PIF(ハイブリッドピフ)」と呼ばれるルーガの材質は樹脂素材、無機素材、繊維素材の3つが配合された新しい素材で厚さもあるため経年劣化が少ないと思われます。
5.施工事例
◆陶器和瓦→ルーガ雅(モダングレー)
◆モニエル瓦→ルーガ鉄平(ストーンブラック)
◆モニエル瓦→ルーガ鉄平(ストーンブラック)