豊橋市I様邸
豊橋市I様邸 棟瓦改修工事（漆喰再施工、棟の耐震施工）
お客様のご要望
訪問販売業者に屋根の漆喰が剥がれて雨漏りしていると指摘されたので、専門家による適切な点検をして欲しい。
補修など工事が必要な場合は出来るだけ予算を抑えてほしい。
ご提案内容
近年、訪問販売業者が屋根の異常を住人の方に訴え不安を煽って屋根修理を受注するケースが増えています。
I様から屋根診断のご依頼をいただき早速ドローンで調査を実施。漆喰の剥がれなども確認し、併せて施工方法が以前に非耐震工法であることも判明しましたので「耐震棟工法」も提案をしご注文をいただきました。修理などの小工事では足場を組まずに安全を犠牲にしコストを下げる屋根業者も多い中、当社の「安全第一」という方針もご理解いただきました。
今回は漆喰を補修するだけでなく、棟瓦を一度取り外し既存の漆喰、屋根土を除去した後に、耐震用の棟金具を取り付け芯木に棟瓦をビスで固定する耐震補強をご提案させていただいた点も喜んで頂けました。
施工概要
OVERVIEW住所
愛知県豊橋市
施工箇所
屋根
施工内容
棟瓦改修工事（再施工・耐震）
費用
39.5円(税別)
工期
5日
築年数
30年
使用商材
棟金具・芯木（垂木）・シルガード（漆喰）・陶器瓦（※再利用）
施工前の様子
BEFORE
ドローンを使って安全に屋根の点検を実施。
屋根上に見える白い塊は棟瓦の下の漆喰が剥がれ落ちている様子です。
漆喰が丸ごと剥がれている様子が分かります。
剥がれのない漆喰も劣化や変色をしているので補修が必要です。
施工中の様子
UNDER CONSTRUCTION
既存の棟瓦を撤去します。内部には乾燥し接着力の低下した屋根土が確認出来ます。
既存の屋根土・漆喰を撤去します。※画像は隅棟
耐震性を向上させるために、棟金具を屋根下地にしっかりと固定します。
棟金具を取り付けた後は芯木（垂木）を取り付けます。
南蛮漆喰「シルガード」と言われる屋根用一発仕上げ漆喰を施工します。
棟瓦を復旧し、パッキン付きのステンレスビスで固定し耐震性を向上させます。
施工後の様子
AFTER 施工が完了しました。棟瓦も真っ直ぐ通りが出ており、見えない部分では棟金具が耐震性を向上させています。
大屋根（２階屋根）。綺麗に漆喰が仕上がっています。
大屋根（２階屋根）。本棟の隅棟同様に綺麗に漆喰が仕上がっています。
棟瓦の復旧。ビスで固定されているので、台風にも安心です。
本棟の仕上がり。漆喰が綺麗に仕上がっています。シルガードは一発仕上げのため、剥がれにくい特性を持っています。
隅棟の仕上がり。漆喰の仕上がりの美しさは瓦屋根をしっかり引き立てます。
お客様にいただいた声
近くを通りがかった訪問販売業者に「お宅の屋根は漆喰が剥がれていて雨漏りしている」と言われ心配になり、そのままその訪問販売業者に点検をお願いしようと思いましたが、悪質な訪問販売業者が急増しているというニュースを思い出し、ネットで検索して山本瓦さんに見てもらうことにしました。
屋根の漆喰は剥がれていましたが、当日屋根診断をしてくださった専門スタッフの方が「漆喰も剥がれているが、施工方法が昔の工法で行われているので一緒に耐震リフォームをした方が良い」とアドバイスをもらい、予算を少しオーバーしていましたが工事をお願いしました。
２日ほどで終わる工事でしたが、足場をしっかり組んで安全にも気をつかって丁寧に仕事をしてくました。
