窓とは屋根面や屋上床部分から太陽光を取り込むために設置する開口部材のことを言います。

トップライトとも呼ばれています。

 

天窓（トップライト）は、建物の部位の中でも「雨もり」「結露」というトラブルが多く発生する部分で当社へのご相談件数も多いジャンルと言えます。

 

天窓（トップライト）が取り付けられている屋根・屋上はそもそも雨水を室内に浸入させないために重要な防水という役割を果たしている部分なので、そこに開口を設けているということは当然「雨もり」リスクが高くなります。

 

勾配屋根に取り付けられている天窓（トップライト）の場合には、水上から流れてくる雨水（屋根材の上下共に）を一旦受け止める部分となり、そこの防水処理（ルーフィング、防水テープ）が経年劣化して剥がれたり、施工不良でピンホールや隙間が生じていれば、大雨時には室内に雨もりする危険性が高まります。

そう考えると、15年〜20年を経過したあたりからトップライト周辺の防水処理は劣化も始まり、防水性能が低下してくる時期を迎えるため、「再施工」または「交換」などのメンテナンスが必要になって来ます。

 

天窓本体は木製の枠とサッシで構成されており、ゴムパッキンやシールなどで止水処理されている部分の経年劣化は免れることが出来ません。トップライトまわりは常に点検や目視によって雨染みなど雨もりの形跡がないか確かめることが大切になってきます。

 

もう１点注意すべきトラブルとして「雨もり」と間違えやすい「結露」があります。

「結露」は室内と屋外の温度差が生じることで、天窓のガラス面において室内の水蒸気が冷やされて水滴となることで発生します。

「雨もり」と「結露」はその判断が非常に難しく、間違って「雨もり」と判断して屋根面を再施工した場合、その症状が解消できないという事態になりかねませんので慎重な診断が必要です。

天窓のメンテナンスには「天窓再施工」と「天窓交換」の２種類があります。

 

「天窓再施工」の場合は天窓本体を取り外した後に、周辺のルーフィングや防水テープ（ブチルテープ）を新品に交換し、天窓本体を元に戻し、周辺の屋根材を復旧します。

天窓（トップライト）本体に漏水の疑いや危険性がないと認められた場合はこの再施工がオススメで、交換に比べてコストを抑えることが可能です。

 

「天窓交換」の場合は、手順は再施工と同じですが、天窓の本体から専用水切まで新品に交換しますので長期間安心して使用できる点が大きなメリットです。

交換時に天窓のサイズやガラスの種類を変更したり、オプションでブラインドの取付や開閉式（電動・手動）機能を追加することも可能です。

より快適に安心して過ごされたい方にはこちらの「天窓交換」がオススメです。

こちらも屋根リフォーム、外壁塗装などと一緒に工事をされると良いでしょう。

天窓の再施工・交換の目安となる適正価格は下記の通りです。

 

工事の際に足場が必要になりますので、屋根リフォームや外壁塗装工事と同時に行なうことオススメしています。（単独工事も可能）

 

・天窓（縦75㎝✖️横75㎝以内）再施工　　目安価格（税別）　80,000円／箇所〜

　※天窓本体、水切は再利用。水切のみ交換可（別途費用）

 

・天窓（開閉無／縦69.5㎝✖️横54.6㎝）交換　　目安価格（税別）　130,000円／箇所〜

　※天窓本体（網入り強化ガラス）、専用水切。

 

天窓の施工業者は経験豊富な屋根専門業者に依頼をしましょう。

天窓の再施工や交換は天窓の設置技術に併せて、天窓周辺のルーフィングや防水テープ施工などの止水処理と周辺屋根材の復旧技術が非常に重要になっています。

また屋上などの陸屋根に設置されてる天窓の交換や再施工の場合、周辺の防水工事を同時施工する必要がありますので、防水工事が施工可能な業者に依頼し、責任施工をしてもらうようにしましょう。

豊橋市の屋根リフォーム専門店「スマートルーフ」は創業95年の山本瓦工業グループです。

 

屋根工事を中心に、板金工事、防水工事、外壁工事、塗装工事、防水工事など外装工事専門会社で、太陽光発電システム工事も15年以上前から主力事業の１つとして取り組んでおります。

 

山本瓦工業にはかわらぶき技能士、建築板金技能士など専門技術者や瓦屋根工事技士、瓦屋根診断士などの施工管理者、そのほかに２級建築士や第２種電気工事士なども在籍し、専門性の高い技術者が高品質な外装工事を提供しています。

 

天窓のトラブル相談、補修、交換などは信頼と実績の「スマートルーフ」へ是非ご相談ください。

 

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