屋根の銅板谷どいに穴が開く?その原因とメンテナンス方法とは|豊橋市・豊川市で屋根リフォームのことならスマートルーフ
2023.08.03
コラム
1.谷樋の銅板の穴あき現象とは
「谷樋」とは屋根の谷の部分に取り付けられたV状に加工された板金のことを言います。
銅板は空気中の酸素や水分と反応して酸化し、銅板を腐食から守るための緑青色の錆を形成します。この緑青色の錆のおかげで銅板を長持ちさせることができます。
ただ瓦から谷樋の雨水の落ちる部分は屋根上の砂ほこりが雨水と一緒に流れてきて、その雨水が谷樋へ落ちる部分は摩耗により銅板の表面を侵食し穴あきが発生します。
その部分は緑青が生じにくいので変色せず茶褐色の銅の色になっているので見た目にも分かります。
◾円形の茶褐色部分穴あきリスクのある箇所
◾瓦から雨水が流れ落ちる部分がピンポイントで穴が開く
谷樋は雨水が集まり軒先へ排水する場所なので、その部分に穴が開いてしまっていたら当然雨漏りを引き起こしてしまいます。
山本瓦工業グループ「スマートルーフ」では、屋根調査の際には必ず銅板の谷樋の状態を確認し、「穴あき」や「穴あき寸前」の場合には適切なメンテナンスをご提案させていただいております。
2.穴が開いてしまった場合のメンテナンス方法
さて不幸にも銅板に穴が開いてしまった場合、既存の谷樋の上からステンレスの谷樋でカバーをする方法と既存の谷樋とステンレスの谷樋を入れ替えるメンテナンスの方法があります。
銅板も緑青により保護されるため耐久性がありますが、現在では銅板よりも安価で耐久性の高いステンレスでの施工が主流です。
谷樋カバー・谷樋入れ替えの工事の流れをご紹介します。
①谷樋周辺の瓦を取外し
②防水シート張り(谷カバー工法)※銅とステンレスの電蝕防止
③ステンレス谷樋をカバー
④谷周辺の瓦復旧
銅板からステンレスに変わるため、耐久性もアップし見た目もきれいになります。
銅板谷樋は知らぬ間に穴あきが進行してしまう可能性があるため、定期的な状態確認とメンテナンスが必要です。
3.メンテナンス費用
2023年7月現在のステンレス谷樋カバー・交換の施工費は1mにつき約19,800円(税込)です。
※施工箇所により仮設足場が必須となります。
谷樋は原因箇所だけの切り貼りは、かえって雨漏りを引き起こす原因となるため谷カバー改修か交換をする必要があります。
谷樋の穴あきによる雨漏りを放置してしまうと、室内にその症状が出ないケースもあり知らぬ間に屋根下地を腐食させるなどして、修理が大規模工事になる恐れがあるので穴が開く前にメンテナンスの実施をオススメいたします。
4.創業95年以上の屋根リフォーム専門店「スマートルーフ」へお任せください!
豊橋市の屋根リフォーム専門店「スマートルーフ」は創業95年の山本瓦工業グループです。
屋根工事を中心に、板金工事、防水工事、外壁工事、塗装工事など外装工事専門会社で、太陽光発電システム工事も15年以上前から主力事業の1つとして取り組んでおります。
山本瓦工業にはかわらぶき技能士、建築板金技能士など専門技術者や瓦屋根工事技士、瓦屋根診断士などの施工管理者、そのほかに2級建築士や第2種電気工事士なども在籍し、専門性の高い技術者が高品質な外装工事を提供しています。
山本瓦工業グループ「スマートルーフ」ではドローンを使用して屋根に上らない安全かつ信頼のおける屋根調査を行なっております。調査・見積は無料です。
瓦屋根のメンテナンスをご検討の方は山本瓦工業グループ「スマートルーフ」にお気軽にお問い合わせください。
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