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【屋根のプロが教える】軒先面戸の必要性とおすすめメンテナンス方法

代表者顔写真

山本 武司

2022.06.11

コラム

【屋根のプロが教える】軒先面戸の必要性とおすすめメンテナンス方法

代表者顔写真

山本 武司

2022.06.11

こんにちは。
豊橋市の屋根リフォーム専門店「スマートルーフ」(山本瓦工業グループ)です。

今回は屋根トラブルでご相談の多い「軒先シックイの剥がれ」「軒先面戸のトラブル」についてお話しします。

目次

1.軒先面戸とは

和瓦やS形瓦など波形瓦の屋根の軒先(屋根の先端部分)に白やグレーのシックイ(漆喰)が込められている部分がありますが、その部分を「軒先面戸」「雀口(スズメグチ)」などと呼びます。

分かりやすく「軒先シックイ」と呼ぶこともあります。

 

築後15年〜20年を経過したころからその軒先面戸のシックイが剥がれ落ちて来たり、ヒビが入ってきます。

近年の新築住宅ではプラスチック製や金属製の軒先面戸を使用するケースが多くなってきましたが、本格的な和風建築などでは左官職人によって丁寧に軒先面戸シックイを塗り込む仕上げをしている建物もあります。

 

現代の乾式工法(屋根土を使用しない引掛釘打ち工法)では、屋根下地の上に下葺材と呼ばれるルーフィング材が2次防水の役目をしており、瓦の下に雨水が浸入した場合に軒先から排水する構造になっているため、軒先を完全に塞いでしまわないプラスチック製や金属製の面戸が適しています。

2.軒先面戸の役割とその必要性

さて、軒先面戸って何の役割をしているのでしょう。

その役割は屋根下地と瓦との隙間を埋めることにより、スズメやコウモリ、昆虫などの小動物の侵入を防ぐ役割をしています。

よく軒先面戸が剥がれた状態を見て「雨漏りしますから急いで修理しましょう」という業者(屋根は専門外)がお見えのようですがその説明は間違っています。

そもそも軒先面戸部分から雨水が浸入したとしたとしても屋根の先端部分ですから室内に雨水がまわる可能性はほぼありません。

3.軒先面戸のメンテナンス

 

軒先面戸のメンテナンスが必要かどうかといえば「必要」だと思います。

ただ、屋根の基本性能である「防水」には影響が無いため、その部分のシックイが剥がれ落ちても屋根下地が腐食したり雨漏りをすることはありませんが、スズメやコウモリ、昆虫などの小動物侵入し「巣」を作ると厄介です。その場合、雨漏りより面倒なことになる可能性もあります。※このあと、その被害について説明します。

 

地面や雨どいの中、瓦屋根の上に白いシックイの欠片が落ちていたらその上の屋根の軒先を確認してください。雨どいがあるので見えにくいことも多くその状態が確認が出来ないこともありますが、軒先面戸シックイが剥がれている状態が見えるかもしれません。

 

その他、屋根の周辺でスズメを見かけたり、地面にスズメやコウモリのフンなどを見かけたら要注意です。

もし軒下や雨どいの中にワラなどの植物が落ちていたら「瓦の下に巣を作り始めている」もしくは「すでに巣が出来ている」ことを疑いましょう。

 

もしスズメやコウモリが瓦の下に巣を作ると下記のようなトラブルや被害が発生します。

 

・小動物(※)の糞尿が瓦の下に堆積し、その糞尿の成分により屋根下地材が腐食する。

・小動物の糞尿に含まれるウィルスや細菌、寄生虫により不衛生な環境が生まれる

・小動物の死骸が瓦の下で腐食しウィルスや細菌、寄生虫が発生し不衛生な環境が生まれる

・軒先面戸の欠損部分周辺の雨どいにワラなどの植物片やフンが堆積し、雨どいの排水不良が起こる

・小動物の侵入口となる軒先面戸の欠損部分周辺に糞尿が瓦や床面に付着し汚れる

※小動物・・・スズメ、コウモリ、昆虫など

 

 

 

下の写真は瓦の下で発見された大量の鳥の巣(左)、コウモリのフン(右)。

 

上記のようなトラブルを放置することは人体への健康被害や建物の腐食を招く可能性がありますので、早めに専門家に相談しましょう。

 

 

では、軒先面戸シックイの剥がれやひび割れが生じた場合のおすすめ補修、リフォームの方法を2つご紹介します。

 

①軒先プラスチック面戸、金属面戸を取り付ける。(推奨工法)

既存の軒先面戸シックイは剥がすことが望ましいと思いますが、部分的に剥がれてその他はまだ剥がれてない場合はそのまま面戸シックイの上に軒先プラスチック面戸や金属面戸を取り付けても問題ありません。ただし、その既存シックイの厚みがあって段差が大きいと仕上がりに影響しますので、ご注意ください。

 

②軒先面戸シックイの剥がれ部分、ひび割れ部分をシックイ(左官塗り)で補修する。

画像(左)は面戸シックイを塗り込むための下地ラス網、右は左官シックイの仕上がり。

 

この方法は簡易的な補修方法です。現在剥がれなどを生じていない部分もいずれ剥がれてしまう可能性は大きいので、一時的な補修という計画的なメンテナンスとして行ってください。

もしくは全面(全長)の古いシックイを剥がして、ラス網を取付けた後にシックイを丁寧に塗り込むことで10年以上綺麗な状態を維持できることもあります。

 

①②の補修、メンテナンスを行うには足場が必要になるケースが多いため、他の屋根補修(棟部シックイ補修、ズレ補修など)と同時に行うことで足場を有効に活用出来ますので、現地調査時に屋根点検(ドローン)をしてらうことをオススメします。

 

 

屋根リフォーム専門店「スマートルーフ」では、見積・屋根点検は無料で実施しています。

屋根点検は安全を優先し、ドローンによる調査で異常をチェックします。(足場の無い状況で屋根に登って点検することは法律で禁止されています)

 

軒先面戸に不安を感じたり、異変にお気づきの方は早めにご相談ください。