豊橋市 トヨッキー

屋根の寿命を延ばす最強の漆喰「南蛮漆喰(なんばんしっくい)」とは? 人気製品もご紹介!

山本 武司

2026.01.16

コラム

屋根の寿命を延ばす最強の漆喰「南蛮漆喰(なんばんしっくい)」とは? 人気製品もご紹介!

山本 武司

2026.01.16

日本建築の美しさを象徴する瓦屋根。その瓦と瓦の隙間を埋め、屋根全体を守っている白い部分が「漆喰(しっくい)」です。
近年、台風や地震への対策として、従来の漆喰よりも高性能かつ施工性にすぐれた「南蛮漆喰(なんばんしっくい)」への注目が集まっています。

今回は、創業から豊橋・豊川を中心に東三河の屋根を見守り続けてきた山本瓦工業グループ/スマートルーフが、この「南蛮漆喰」について、実際に現場で使用されている代表的な製品も交えながら専門家の視点で詳しく解説します。

目次

1. 瓦屋根における「漆喰」の重要な役割

そもそも、屋根の漆喰は何のためにあるのでしょうか?
これは単なる飾りではありません。瓦屋根の頂上部分にある「棟(むね)」の台座を守り、瓦と瓦の接着剤としての役割、そして雨水の侵入を防ぐ「防水」の役割を果たしています。

 

漆喰が劣化して崩れると、そこから雨水が浸入し、屋根の内部を腐らせてしまいます。最悪の場合、棟全体が崩れたり、雨漏りの原因になったりするため、定期的なメンテナンスが欠かせない部分なのです。

2. ここが違う!「従来の漆喰」と「南蛮漆喰」

お客様からよく検索される「南蛮漆喰(なんばんしっくい)」。これは、従来の日本漆喰を進化させた建築資材です。その最大の違いは「土」の使い方にあります。

 

• 従来の漆喰(本漆喰)
施工には土台となる「葺き土(ふきつち)」が必要です。「葺き土」で形を作り、その表面に薄く左官小手を使い「漆喰」を塗って丁寧に仕上げます。美しい白さが特徴ですが、雨風にさらされると徐々に劣化していくため、定期的な塗り替えが必要です。
日本瓦(和瓦・J形)などの棟面戸、壁際の土居のし面戸には見た目が白くキメが細かい仕上がりが特徴の従来の漆喰が採用されることが多いです。
棟 漆喰 仕上がり

 

• 南蛮漆喰(なんばんしっくい)
消石灰に特殊なシリコンや防水剤、骨材などを配合したものです。土と漆喰の機能を兼ね備えており、「葺き土を使わずに、これ一つで施工可能(一発仕上げ)」なのが最大の特徴です。色は白だけでなく、黒(黒南蛮)も一般的です。
昔ながらの工法では「葺き土」+「表面の漆喰」の2層構造でしたが、南蛮漆喰はこの2つの役割を1つでこなすため、強度と密着力が格段に高いのです。
ハウスメーカー系の和瓦屋根やS瓦・平板瓦の屋根でこの「南蛮漆喰」が多く採用されています。
「南蛮漆喰」の使い分け:白と黒_0

3. プロが選ぶ信頼の製品「モルロック」

一口に「南蛮漆喰」と言っても、メーカーによって様々な製品があります。ここでは、私たち屋根のプロが現場で実際に採用している、信頼性の高い代表的な製品をご紹介します。

 

■ 接着固定用漆喰「モルロック」(馬場商店)

 

「モルロック」は、特に強度と防水性に優れた製品です。
硬化すると非常に硬くなり、瓦とガッチリ一体化します。軽量でありながら痩せにくく、雨水の吸水を強力に抑える性能を持っています。「棟(むね)」と呼ばれる屋根の頂上部分の補強や、ズレ防止において絶大な効果を発揮します。

 

 

山本瓦工業グループ/スマートルーフでは、屋根の状態やお客様のご要望に合わせて、これらの高品質な材料を適切に使い施工を行っています。

4. 南蛮漆喰をおすすめする理由(防水・耐震・耐久)

なぜ今、私たち山本瓦工業グループ/ルーフが修理やリフォームで「南蛮漆喰」系の材料を推奨するのか。それには明確なメリットがあります。

そもそも「漆喰」「南蛮漆喰」とはなにか_0

• 雨に強い(高い防水性)
シリコン等が含まれているため撥水性に優れています。従来の葺き土は水を吸うと脆くなりましたが、南蛮漆喰は雨水を弾き、屋根内部への浸水を防ぎます。

 

• 地震・台風に強い(高い耐久・密着性)
「モルロック」などに代表されるように、固まるとカチカチに硬化し、瓦同士を強力に接着します。地震の揺れや、東三河特有の強風・台風が来ても、棟がズレたり崩れたりするリスクを大幅に軽減できます。

 

• 工期短縮とコストパフォーマンス
葺き土を作る工程を省けるため、施工スピードが上がります。また、耐久年数が長いため、長期的に見ればメンテナンスコストを抑えることができます。

5. 東三河での屋根修理・漆喰工事は山本瓦工業グループ/スマートルーフへ

「南蛮漆喰」は非常に優れた建材ですが、その性能を100%発揮させるには、職人の確かな技術が必要です。既存の古い漆喰や葺き土をどこまで撤去するか、どのように塗り込むかで、持ちが全く変わってきます。

 

山本瓦工業グループ/スマートルーフは、豊橋市・豊川市を中心とした東三河エリアで長年培った技術と実績があります。
「うちは南蛮漆喰にできる?」「今の屋根の状態を見てほしい」など、屋根に関するお悩みなら、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

 

▼ 実際の仕上がりをご覧ください!
「南蛮漆喰を使うと、どんな風にキレイになるの?」
「白と黒、どっちの色が我が家に合うかな?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ当社の施工事例をご覧ください。
南蛮漆喰を使用して、美しく、そして強く生まれ変わった屋根のビフォーアフター写真を多数掲載しております。
 >>漆喰を使用した施工事例はこちら 

 

 

🏠 このコラムは「山本瓦工業グループ/株式会社外装リフォーム豊橋」が監修しています。

 

私たちは創業98年の歴史を持つ屋根外装リフォーム専門工事会社です。
【社名】株式会社外装リフォーム豊橋
【許認可】建設業許可 愛知県知事許可(般−4)第5300号  屋根工事業/板金工事業/塗装工事業/建築工事業
【在籍資格者】2級建築士、建築板金  一級技能士、瓦ぶき一級技能士、第2種電気工事技士ほか
【監修者のプロフィール】山本瓦工業株式会社/株式会社外装リフォーム豊橋 代表取締役 山本武司(瓦屋根工事技士)