豊橋市 トヨッキー

光熱費が気になる方へ!窓から始める断熱リフォームの考え方

石倉 槙人

2026.05.02

コラム

光熱費が気になる方へ!窓から始める断熱リフォームの考え方

石倉 槙人

2026.05.02

築年数が経過したお住まいで、「冬は寒く、夏は暑い」と感じることはありませんか。冷暖房を使ってもなかなか効かない場合、実は見落とされがちなポイントがあります。それが「窓まわりの断熱性能」です。壁や屋根に比べて後回しにされやすい部分ですが、住まい全体の快適性に大きく関わっています。

目次

1.断熱性能とは

住宅の断熱性能とは、外の暑さ・寒さの影響をどれだけ室内に伝えにくくするかという性能です。中でも「窓」は、壁や屋根に比べて断熱性が低い部位とされています。

 

窓の主な役割は以下の通りです。

 

・採光(光を取り入れる)
・通風(風を通す)
・外とのつながりを確保する

 

しかしガラスは熱を通しやすい性質があるため、一般的には住宅全体の中で大きな熱の出入り口になります。実際に、家の中の熱の約8割が窓などの開口部から出入りするケースが多いと言われています。

2.窓が断熱性能が低い原因

窓から熱が出入りしやすい理由は、構造と素材にあります。
まず、ガラス自体は壁材に比べて断熱性能が低く、外気の影響を受けやすい特徴があります。さらに、サッシ(窓枠)部分にも隙間が生じやすく、そこから空気が出入りすることがあります。
主な原因は以下の通りです。

 

・経年劣化
 パッキンや部材が劣化し、気密性が低下する
・施工条件
 古い住宅では単板ガラス(1枚ガラス)が使われているケースが多い
 サッシ(窓枠)がアルミ製で出来ている
・環境要因
 風の強い地域や寒暖差が大きい環境では影響を受けやすい

 

このように、窓は構造的に「熱が逃げやすく入りやすい場所」になりやすいのです。

3.窓の断熱不足が招く主な影響

窓の断熱性能が低い状態を放置すると、次のような影響が出る可能性があります。

 

・冷暖房効率の低下による光熱費の増加
・室内の温度ムラ(部屋ごとに寒暖差が出る)
・結露の発生によるカビや内装材の劣化

 

特に結露は、窓まわりだけでなく壁内部の劣化につながることもあり、長期的には補修費用が大きくなるケースもあります。

 

4.窓断熱リフォームの種類と選び方

窓の断熱対策にはいくつかの方法があります。

 

■ 内窓の設置(既存窓の内側にもう一つ窓を追加)
・比較的短期間で施工可能
・断熱性・防音性の向上が期待できる
・既存窓を活かせるため工事の負担が少ない

 

■ ガラス交換
・複層ガラスなどに変更することで断熱性能を改善
・サッシの状態によっては対応できない場合もある

 

■ 窓ごと交換
・断熱性能を大きく改善できる
・費用や工期は比較的かかる
それぞれにメリット・注意点があり、建物の状態やご予算によって最適な方法は異なります。また、年度によっては断熱改修に対する補助金制度が用意されている場合もあります。

 

5.2026年度の補助金情報

また、窓の断熱リフォームを検討する際には、補助金制度の活用も重要なポイントです。
2026年度は「先進的窓リノベ事業」として、既存住宅の窓を高断熱仕様へ改修する工事に対し、国から補助金が支給される制度が用意されています。
主なポイントは以下の通りです。

 

・内窓の設置、外窓の設置(カバー工法)、窓交換などが対象
・補助額は工事内容や窓の性能に応じて決定
・1戸あたり最大100万円まで補助される場合がある
・申請は登録された施工業者が行い、施主へ還元される仕組み

 

この制度は、断熱性能の向上による省エネや快適性の改善を目的としており、費用負担を抑えながらリフォームできる点が大きなメリットです。
ただし、補助金には「対象となる工事内容」「最低申請金額」「申請期間」などの条件があり、予算上限に達すると早期終了するケースもあります。
そのため、補助金の活用を検討する場合は、早めに情報収集と相談を行うことが大切です。

6.まとめ

住まいの断熱性能を考えるうえで、窓は非常に重要なポイントです。特に築年数が経過している住宅では、窓まわりの見直しだけでも快適性が大きく変わるケースがあります。

 

断熱対策には複数の方法があり、状況によって最適な選択は異なります。だからこそ、まずは現状を正しく把握することが大切です。

 

「最近、室内の温度が気になる」「結露が増えてきた」と感じたら、一度専門業者に点検を依頼してみてはいかがでしょうか。早めの確認が、快適で安心できる住まいづくりにつながります。

 

 

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【許認可】建設業許可 愛知県知事許可(般−4)第5300号 屋根工事業/板金工事業/塗装工事業/建築工事業
【資格】2級建築士、建築板金一級技能士、瓦ぶき一級技能士、第2種電気工事技士ほか
【監修者のプロフィール】山本瓦工業株式会社 代表取締役 山本武司(瓦屋根工事技士)