豊橋市 トヨッキー

リフォーム価格はこれからどうなる? 中東情勢と資材高騰の影響と後悔しない判断ポイントを解説

山本 武司

2026.05.01

コラム

リフォーム価格はこれからどうなる? 中東情勢と資材高騰の影響と後悔しない判断ポイントを解説

山本 武司

2026.05.01

「リフォームの価格はこれからもっと上がるの?」
「少し待てば元の価格に戻るのでは?」
「今契約したら、いつ工事ができるの?」

最近、このようなご相談が非常に増えています。その背景にあるのが、中東情勢の影響による原油価格の上昇や、建築資材の高騰・納期遅延です。
この記事では、現在のリフォーム市場の状況を正しく理解し、「今やるべきか?待つべきか?」の判断基準と、失敗しない会社選びのポイントを分かりやすく解説します。

目次

1. なぜ今、リフォーム価格が上がっているのか?

現在のリフォーム価格上昇は、単なる一時的な値上げではありません。
主な要因は以下の通りです。

 

・中東情勢による原油価格の上昇
・輸送コストの増加(船・トラック)
・電気代・製造コストの上昇
・円安による輸入資材の高騰

 

屋根・外壁リフォームに関係する塗料製品全般、シーリング、防水材料、ルーフィング、雨樋、ガルバリウム鋼板、各種屋根外壁材などこれらの影響を大きく受けています。

 

防水材のトップメーカーの田島ルーフィング、シーリング大手メーカーのコニシ、セメダインなども出荷を停止しており、現在出荷再開は未定(2026.4現在)。
裏では情勢不安による過剰受注や一部の買い占め、中間業者の在庫調整(ストック)によるものも多いと言われています。

 

このような状況から各建材メーカーは5月以降出荷分の値上げを発表しています。
これは事実です。

 

つまり、日本国内だけではコントロールできない「世界的な要因」によって価格が上がっているのが現状です。

2. 今後、リフォーム価格は下がるのか?

結論から言うと、
短期的に価格が大きく下がる可能性は低いと考えられます。

 

理由は3つあります。

 

● エネルギー価格の不安定さ
原油価格は国際情勢に左右されやすく、安定しにくい状況です。

 

● 人件費の上昇
職人不足により、人件費は今後も上昇傾向にあります。このナフサショックで建設業を離れる職人も少なくありません。職人不足に歯止めがかからない状態が続いています。

 

● 円安の影響
輸入資材に依存しているため、為替の影響を受け続けます。

 

 

✔ つまり
「少し待てば安くなる」という保証はありません。過去に○○ショックといった経済危機が何度か起きましたが、その際に様々な資材が高騰し、価格は値上がりしました。ただ、その後に経済状況が安定しても元の価格まで戻った例はほとんどありません。

3. 今やるべきか?待つべきか?判断の基準

リフォームは「タイミング」が非常に重要です。
以下を目安に判断してください。

 

■ 今すぐ検討すべき方
・外壁にひび割れ・チョーキング(白い粉)が出ている
・屋根の色あせ・劣化が目立つ
・雨漏りしている
・築15年以上でメンテナンス未実施

👉 劣化が進むと、修繕費がさらに高くなる可能性があります

 

 

■ 少し様子を見てもよい方

 

・劣化症状が軽微
・気になるのは美観だけ
・雨漏りなど緊急性がない

 

ポイント
「価格」よりも「劣化状況」を優先して判断することが大切です。
価格面で言えば「今が一番安い」と言う判断が正しいと言えます。

4. 今、契約したら工事はいつできる?

現在、リフォーム業界では以下のような状況です。

 

・1〜3ヶ月待ちが一般的。工事内容によってはそれ以上
・現在多くの塗料・建材は納期が不安定
・職人不足によりスケジュールが埋まりやすい

 

 

✔ 早めに相談するメリット

 

・工事時期を確保できる
・資材確保がしやすい(発注順)
・価格変動前に動ける可能性

5.今の時期にリフォームで失敗しないためのポイント

・依頼する会社の安定性を重視
・「価格の安さ」だけで決めない
・内容(工事範囲・材料)をしっかり確認する
・見積書にメーカー名、製品名、仕様がきちんと明記されているか(品質の担保)

👉 特に今は「安さ」には理由があるケースが多いため注意が必要です。

 

建築資材は類似商品がたくさんあり、その品質や耐久性は商品によって様々です。つまり資材調達が困難な状況下で、同等品と謳って品質の低い商品を代替品として使用する悪質なリフォーム業者が現れる可能性があるため、注意が必要です。

6.リフォーム会社選びで失敗しないために(重要)

近年、資材高騰や人件費の影響により、
経営が厳しいリフォーム会社も増えています。

 

そのため、会社選びを誤ると…

 

・工事途中でストップ(倒産)
・支払った費用が戻らない
・他社でやり直しになり結果的に高額になる

 

といったリスクもゼロではありません。

 

資金調達のために、完工まで事業継続が困難であることが分かっていても受注、着工する業者が現れる可能性があるため、特に注意が必要です。

 

■ 安心できる会社の見極めポイント
1. 極端に安すぎる見積もりは要注意
現在の相場から大きく外れた安さには注意が必要です。

 

2. 地元での実績・継続年数

・創業年数(目安:20年以上)
・地域での施工実績
👉 長く続いている会社は信頼の一つの指標です。財務基盤がしっかりしている会社が長く続き、経済危機を乗り越えられる体力を兼ね備えています。

 

3.支払い条件を確認

・着工前の全額支払いは避ける
・「契約金・着工金・完工後払い」が一般的。(この時期の契約金は避けたい)

 

4.建設業許可・資格の有無
・主要工事の建設業許可を取得
・専門資格の有無(施工管理者の有無)

 

建設業許可を取得するには、国や都道府県が以下のような項目を審査します。
・経営業務の管理責任者がいる(経営経験)
・専任技術者がいる(技術力)
・一定の財産的基礎がある(資金力)
・欠格要件に該当しない(法令遵守)

 

つまり、
「ちゃんと責任を持って工事をやりきれる会社か?」を事前に確認しているわけです。

 

5.保証
・工事保証書の発行
口約束だけでなく、書面に保証内容や保証範囲、期間を明記し、免責事項まで記載されている保証商品が発行される会社を選ぶ必要があります。

 

■ 財務状況をチェックする方法(一般の方でも可能)

● 信用調査会社の情報
帝国データバンク・東京商工リサーチなどで企業情報を確認可能
直近の売上高、純利益、自己資本比率など財務状況が掲載されています

 

● 登記簿(商業登記)

・設立年
・資本金

 

● ホームページの確認

・施工事例が更新されているか
・会社情報が明確か(代表者名と顔写真が掲載されているか)

・クチコミが掲載されている

直接確認する

「経営状況は安定していますか?」と聞いても問題ありません。
 3期以上連続赤字、債務超過、自己資本比率が低い会社は倒産リスクがあると判断出来ます
👉 誠実な会社はしっかり説明してくれます

 

■ 地元密着の会社を選ぶメリット

倒産リスクが比較的低い
すぐに対応してもらえる
評判が地域に根付いている(知名度)

7. まとめ

現在のリフォーム市場は、

・価格は上昇傾向
・納期は不安定
・会社選びの重要性が増している

という状況です。

 

 

✔ 最も大切なことは

・価格だけで判断しない
・劣化状況を正しく把握する
・信頼できる会社に相談する

 

 

リフォームは「いつやるか」と同じくらい
「誰に任せるか」が重要です

当社では、屋根・外壁に関する無料相談、無料点検を承っております。
無理な営業は一切ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

🏠 このコラムは「山本瓦工業グループ/株式会社外装リフォーム豊橋」が監修しています。

 

私たちは創業98年の歴史を持つ屋根外装リフォーム専門工事会社です。
【社名】株式会社外装リフォーム豊橋
【許認可】建設業許可 愛知県知事許可(般−4)第5300号  屋根工事業/板金工事業/塗装工事業/建築工事業
【在籍資格者】一級建築士、建築板金  一級技能士、瓦ぶき一級技能士、第2種電気工事技士ほか
【監修者のプロフィール】山本瓦工業株式会社/株式会社外装リフォーム豊橋 代表取締役 山本武司(瓦屋根工事技士)