豊橋市 トヨッキー

【豊橋市】屋根葺き替え施工事例!廃番のコンクリート瓦から三州野安「セラマウント」へ|地震・台風に強い最新陶器瓦の秘密をプロが解説

2026.09.14

コラム

【豊橋市】屋根葺き替え施工事例!廃番のコンクリート瓦から三州野安「セラマウント」へ|地震・台風に強い最新陶器瓦の秘密をプロが解説

2026.09.14

【豊橋市・施工実績】屋根葺き替え工事!廃番のコンクリート瓦から軽量&頑丈な「セラマウント」へ

「新築から20〜30年が経ち、屋根のメンテナンス時期だけど何から始めればいい?」
「最近、近所で屋根工事をしているのをよく見かけるので我が家も心配」

このようなお悩みを抱えていませんか?特に愛知県豊橋市周辺は、太平洋からの強い潮風や、大型台風の通り道になることも多く、住まいの中でも「屋根」への負担が非常に大きい地域です。

今回は、先日当社が豊橋市内にて施工いたしました「屋根葺き替え(ふきかえ)工事」のリアルな現場の様子を、ステップごとにご紹介します。
現在、屋根リフォームを検討中の方は、施工の手順や業者のチェックポイントとしてぜひ参考にしてください!

目次

今回の施工概要:なぜ「葺き替え工事」が必要だったのか?
まずは、今回工事を行うことになった背景とお住まいの状況について解説します。

 

施工地域: 愛知県豊橋市
既存の屋根材: コンクリート瓦(商品名:モニエル瓦 ホームステッド)
新しく採用した屋根材: 三州野安・陶器瓦「セラマウント」(M形防災瓦)

 

築年数が経過し、屋根材自体の劣化や将来的な雨漏りのリスクを考慮し、最も確実で住まいの寿命を延ばすことができる「全面葺き替え工事」を選択されました。

 

それでは、実際の工事の流れを追っていきましょう!

1.既存の「コンクリート瓦」の撤去と職人による徹底清掃

屋根工事の第一歩は、現在のお住まいを長年守ってきた古い瓦をすべて取り除くことから始まります。

 

職人の手際よい作業で古い瓦を撤去・処分

今回のお宅に使用されていたのは、コンクリート瓦(商品名:モニエル瓦/ホームステッド)です。職人が1枚ずつ丁寧に、かつ安全に配慮しながら屋根から下ろし、専用(収集運搬許可車両)のトラックへ積み込んで処分していきます。

 

【建築プロのワンポイント知識】実はこの瓦、すでに「廃番商品」です。

今回撤去したコンクリート瓦「ホームステッド」は、現在はメーカー(モニエル)での製造(輸入)が終了している「廃番商品」です。

廃番商品の最大のデメリットは、「万が一、台風や飛来物で数枚だけ瓦が割れたり飛散したりしても、同じ新品の瓦が入手できないため部分補修が極めて困難」という点にあります。

 

似たような瓦で無理やり補修をしても、隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因になるケースが後を絶ちません。そのため、メンテナンス周期に合わせて屋根全体を新しくする「葺き替え」が、最も確実で長期的に見てコストパフォーマンスが高い選択になります。

 

葺き替えのタイミングでしかできない「瓦下の徹底清掃」

すべての瓦を撤去すると、その下には長年の間に蓄積された砂ホコリや工事中の端材、そして過去の台風などで入り込んだ微細なゴミが驚くほど溜まっています。

 

瓦の内部(裏側)は、当然ながら普段は絶対に目に見えない場所です。つまり、屋根をすっぽりと剥がす「葺き替え工事」のタイミングでしか、掃除をすることができません。

 

私たちはこのステップを非常に重視しています。なぜなら、下地にゴミや凹凸が残ったままだと、この後施工する防水シートが密着しなかったり、異物があると破れの原因となり、防水性能が100%発揮できなくなるからです。職人がほうきとブロワーを使い、見えなくなる部分だからこそ時間をかけて徹底的に綺麗に掃除を行います。
※既存の下葺材(防水シート)の劣化状況や屋根下地(野地)の状態、雨漏りによる腐食などが見つかった場合は、既存の下葺材(防水シート)は全て除去したから新しい防水シートを施工します。

 

2.住まいを雨漏りから守る!防水シート(ルーフィング)と下地施工

屋根の役割は「瓦」だけが担っているのではありません。実は、本当に雨漏りを防いでいるのは、瓦の下に敷かれている「防水シート(ルーフィング)」なのです。

 

業界シェアNO.1!田島ルーフィング「PカラーEX+」を標準採用

当社では、お客様に長く安心して暮らしていただくために、防水シートの品質に妥協しません。業界トップシェアを誇る田島ルーフィングの高級ゴムアスファルトルーフィング「PカラーEX+」を標準仕様として採用しています。(改質アスファルトルーフィングとも言います)

 

気温の変化による伸縮に強く、ビスや釘を打ち込んだ際もその周囲をギュッと締め付けるため、釘穴からの雨水浸入を極限まで防ぐ優れた特性を持っています。

 

「丁寧な重ね施工」
防水シートは、必ず屋根の下側(軒先)から上側(棟)に向かって順番に敷き詰めていきます。これは、上から流れてくる雨水がシートの継ぎ目に入り込まないようにするための建築の基本です。

シート同士が重なる部分は、「10cm以上の重ね幅」をしっかりと厳守。これにより、仮に強い風で雨水が逆流するようなことがあっても、内部へ浸入するのを完全にシャットアウトします。

 

 

「ルーフテープ」と「桟木(下地材)」の設置で完璧な排水ルートを確保

防水シートの設置が終わったら、その上に「ルーフテープ(縦桟)」を取付け、瓦を引っ掛けて固定するための木材「桟木(さんぎ)」を等間隔に設置します。

 

ここでプロならではの工夫があります。桟木をそのまま固定してしまうと、万が一瓦の隙間から雨水が吹き込んだ際、木材が障壁となって雨水がせき止められ、下地を腐らせる原因になります。

 

当社の施工では、ルーフテープ(縦桟テープ)により瓦桟木と防水シートの間に隙間を設けることで、「もし水が入っても、桟木に溜まることなく軒先へと自然に流れ落ちる排水ルート」を構築しています。この見えない一工夫が、住まいの寿命を20年、30年と延ばす秘訣です。

 

3.新時代の高性能瓦!三州野安の陶器瓦「セラマウント」の魅力

 

荷揚げ作業|新しい瓦を安全・確実に屋根へ搬入

下地が完璧に整ったところで、いよいよ新しい瓦を葺いていきます。今回採用したのは、日本三大瓦の一つである「三州瓦」の3大メーカーの1社である三州野安株式会社の高級陶器瓦「セラマウント」です。
荷揚げした瓦を一枚ずつ正確に施工していきます。

セラマウントは瓦同士がしっかりとかみ合う防災設計となっており、決められた施工基準に沿って施工することで、本来の耐風性能・耐震性能を最大限に発揮します。

一枚一枚を確実に固定。
瓦は桟木へ引っ掛けるだけではなく、専用のステンレス釘で確実に固定していきます。釘は瓦専用のステンレススクリング釘(抜けや緩みのないステンレス釘)を採用。

軒先から棟へ向かって順番に施工し、瓦の通りや重なりを細かく確認しながら、美しい仕上がりになるよう職人が丁寧に調整します。

 

セラマウントがなぜこれほどまでに多くの施主様から選ばれているのか、その卓越した7つの特徴を詳しく解説します。

① 陶器瓦なのに圧倒的に「軽量」

「瓦屋根は重くて地震のときに心配……」というイメージをお持ちではありませんか?
セラマウントは、一般的な瓦の中で最軽量クラスを誇ります。通常の瓦に比べておよそ21%もの軽量化を実現。屋根が軽くなると、建物全体の重心が下がるため、地震が発生した際の建物の揺れ(遠心力)を劇的に軽減することができます。

 

② 台風・地震にビクともしない「抜群の防災性能」

セラマウントは「防災瓦」と呼ばれるカテゴリの瓦です。瓦と瓦の接合部が互いにガッチリと噛み合う「ロック構造」になっています。
これにより、1枚の瓦が固定されるだけでなく、屋根全体が1枚の大きな面のように一体化します。過去の巨大台風クラスの強風や、大地震の激しい縦揺れ・横揺れに対しても、瓦のズレや飛散、ガタつきを徹底的に防ぎます。

 

③ 塗り替え不要!「高い耐候性」

粘土を高温で焼き上げた陶器瓦(焼き物)であるセラマウントは、経年劣化による色あせがほとんどありません。瓦そのものは陶器で出来ているため半永久的に持つと言われており、スレート屋根のような定期的な「塗り替え塗装」の必要がなく、長い目で見るとトータルのメンテナンスコストを抑えられ、非常にコストパフォーマンスに優れています。

 

④ ゲリラ豪雨も結露も防ぐ「高い防水性」

防災瓦としてのこだわりは防水性能にも活かされています。
雨水が滞りなくスムーズに流れ落ちるように精密に設計されているため、激しい大雨でも雨水の浸入を防ぎます。
また、屋根の土台(野地板)との間に適度な隙間を生む構造になっているため、湿気がこもりにくく、住まいを内側から傷める原因となる「結露」を起こしにくいのも大きな特徴です。

 

⑤ 激しい雨音をシャットアウトする「高い遮音性」

金属製の屋根材などでは、ゲリラ豪雨の際に「バラバラバラ……」と室内に雨音が響いてしまうことがあります。しかし、セラマウントのような粘土瓦には「音を吸収する力(吸音・遮音性)」があります。夜間の激しい雨音などもシャットアウトしてくれるため、静かで快適な室内環境を保てます。

 

⑥ 夏は涼しく冬は暖かい「高い断熱性」

粘土瓦は、熱を蓄える容量(熱容量)が非常に多い建材です。そのため、夏の強烈な太陽光による熱を瓦がしっかりと受け止め、野地板や小屋裏(天井裏)にまで日差しの熱が伝わるのを防いでくれます。これにより、エアコンの効きが良くなり、省エネ効果も期待できます。

 

⑦ スタイリッシュな「M形瓦」で洗練された洋風デザイン

機能性だけでなく、意匠性(デザイン性)が高いこともセラマウントの大きなメリットです。
緩やかなウェーブが特徴の「M形瓦」は、屋根全体に美しい立体感と陰影を生み出し、お住まいをヨーロッパの邸宅を思わせるようなスタイリッシュでモダンな洋風のイメージへとガラリと変身させます。

4.最終工程!頑固で強固な「棟(むね)」を作る冠瓦の取り付け

屋根葺き替え工事のクライマックスは、屋根の最頂部である「棟(むね)」の施工です。ここは最も風雨の影響を受けやすく、雨漏りトラブルの原因になりやすい重要箇所。だからこそ、最高強度の工法で仕上げます。

 

耐久性と防水性を極めた「南蛮漆喰(なんばんしっくい)」の施工

続いて、取り付けた垂木の両側を包み込むように、「南蛮漆喰」をたっぷりと丁寧に塗り込んでいきます。

 

●従来の「漆喰」と「南蛮漆喰」の違いとは?
昔ながらの瓦屋根では、内部に「葺き土(ふきつち)」を盛り、その表面に白い「漆喰」を薄く塗っていました。しかし、この方法は年数が経つと土が雨水を吸って痩せてしまい、漆喰が剥がれて雨漏りにつながるリスクがありました。

 

当社が使用する「南蛮漆喰」は、予め漆喰に特殊なシリコンや防水剤、繊維などを絶妙なバランスで配合した最新の建材です。水に非常に強く、経年劣化によるひび割れやボロボロとした崩れが起こりにくいため、屋根の気密性と防水性を長期間にわたって維持できます。※乾式棟用テープ施工も選択可。

 

冠瓦のビス留め固定

南蛮漆喰で土台を完全に密閉したのち、上から「冠瓦(かんむりかわら)」を被せます。仕上げに、防錆性の高いパッキン付きのステンレスビスを使用し、1棟1棟を垂木に対して確実に締め付けて固定すれば、すべての工程が完了となります!

 

豊橋市の厳しい気候に負けない、美しく災害に強い屋根の完成!
すべての工程が完了し、まるで新築時のように美しく、そして地震や台風に抜群の強さを誇る軽量な屋根へと生まれ変わりました!

これからは、梅雨の長雨や夏のゲリラ豪雨、秋の大型台風、そしていつ起こるかわからない巨大地震に対しても、雨漏りや瓦の破損を心配することなく、ご家族全員が長く安心して快適にお過ごしいただけます。

 

豊橋市近郊で屋根のメンテナンスをお考えの皆様へ

屋根は、お住まいの中で最も過酷な環境に晒されているにもかかわらず、地上からは状態を確認しにくい場所です。

 

「我が家の屋根は建ててから一度も点検していないけれど大丈夫?」
「うちの瓦も、もしかしたら廃番商品かも…」
「訪問業者から『瓦がズレている』と言われて不安になった」

 

少しでも気になることや不安な点がございましたら、どうぞお気軽に当社の「無料屋根診断」をご利用ください。

 

かわら葺き技能士をはじめとする専門資格を持ったプロが、実際に屋根に登り(またはドローンを用いて)、現在の状態を的確に写真付きでご報告いたします。大切なお住まいの状況に合わせ、無理な営業は一切せず、最適なメンテナンスプランをご提案いたします!

 

お問い合わせ・無料診断のご相談はこちらから

屋根無料診断を申し込む

 

お問い合わせ
対応エリア
愛知県/
豊橋市、豊川市、田原市、新城市、蒲郡市
静岡県/
湖西市、浜松市(一部エリア)
お問い合わせ
0120-215-010
山本瓦工業株式会社

 

🏠 このコラムは「山本瓦工業グループ」が監修しています。
私たちは創業99年の歴史を持つ屋根外装リフォーム専門工事会社です。
【社名】山本瓦工業株式会社
【許認可】建設業許可 愛知県知事許可(般−4)第5300号 屋根工事業/板金工事業/塗装工事業/建築工事業
【資格】2級建築士、建築板金一級技能士、瓦ぶき一級技能士、第2種電気工事技士ほか
【監修者のプロフィール】山本瓦工業株式会社 代表取締役 山本武司(瓦屋根工事技士)