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【放置厳禁】バルコニー外壁の変色・反りは下地腐食のサイン

代表者顔写真

山本 武司

2022.03.01

コラム

【放置厳禁】バルコニー外壁の変色・反りは下地腐食のサイン

代表者顔写真

山本 武司

2022.03.01

目次

1.バルコニーはトラブルが多い部位

バルコニーはマイホーム新築時に多くの方が欲しいと思う人気のアイテムです。ベランダと表現する場合もあります。
陽の当たる側に設置されるケースが多く、洗濯物や布団を干したり広いバルコニーで日光浴やバーベキューなんて憧れますよね。
その反面、バルコニーはトラブルの多い場所で当社にはたくさんの方から相談が寄せられています。

2.実は多い!バルコニー周辺の雨漏り

バルコニーのトラブルと言えば「雨漏り」です。バルコニーの多くは上部に屋根が無かったり、屋根があったとしても全てを覆っているケースはあまりありません。
つまり直接雨を受ける箇所であり、当然雨漏りのリスクは高まります。雨漏りは室内に発生したり、バルコニー直下の天井に漏水または雨染みが発生したりとそのパターンは様々です。

 

3.バルコニー外壁(手すり壁)の変色や反りは危険信号

実はバルコニーのトラブルで最も深刻なのは「外壁内部の腐食」です。バルコニーの外側には「手すり壁」と呼ばれる高さ1.1m以上の内外を外壁材で仕上げられた壁が設けられています。
その壁の天端には「笠木(かさぎ)」と呼ばれる部材が取り付けられており、それらはアルミ製の手すり付きの製品であったり、ステンレスやガルバリウム鋼板を加工して設置してある場合など様々です。
手すりの長さは全長5m以上になる場合がほとんどで、その笠木部材には繋ぎ目が必要になります。繋ぎ目にはパッキンやシールが施され漏水しない様な対策が取られていますが、経年劣化によりジワジワとその繋ぎ目から漏水することは新築時から想定されており、笠木直下の外壁の納まりは、天端をサイディングで蓋をして壁内に雨水が浸入しないような対策が取られていることが多く見られます。

しかし「天端をサイディングで蓋をする」という納まりは防水機能を高める反面、壁体内通気を阻害し、強い日差しによって温められ湿気を帯びた外壁内部の空気は逃げ場を失なう状態を引き起こします。その湿気は徐々に外壁内部の木下地を腐食させていきます。

外壁サイディングは塗装を施されていない裏面から水分を含み「変色」や「反り」を生じますので、その症状が見られたら「危険信号」です。
それは壁内に雨漏りしている場合にも同様の症状が起こります。つまりバルコニー手すり壁のサイディングに変色や反りを発見した場合は要注意で、内部が腐食を始めているサインかもしれません。


  

 

4.壁内通気の重要性

外壁の通気はきちんと機能しているのに、バルコニーの手すり壁の通気は機能していないケースは意外に多いです。
通気工法で施工されているかはバルコニー直下の天井の縁に通気部材(通気孔がある換気部材)やオーバーハング水切(外壁サイディングの下端に取付ける板金部材)があるかどうかで判断出来ます。ただし天端をサイディングで塞いでしまった場合には通気は充分に機能しません。笠木からの漏水を心配して壁内通気を止めてしまうのではなく、通気を確保しながら防水性能も維持すると言う工法を選択すればトラブルを回避出来たというケースを何度も見て来ました。

この問題はリフォーム時に解消することも可能ですので、バルコニー手すり壁のサイディングに「変色」や「反り」など異変を感じたら早めに当店にご相談ください。