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瓦屋根の地震対策:瓦屋根が地震に弱いと言われる理由やメンテナンスを解説

2024.03.02

コラム

【瓦屋根の地震対策】特性とメンテナンス

瓦屋根の地震対策:瓦屋根が地震に弱いと言われる理由やメンテナンスを解説

2024.03.02

瓦は数ある屋根材の中でも耐久性が高く寿命の長い屋根材です。
もちろんメンテナンスは必要ですが、寿命は50年以上と言われています。
しかし瓦は丈夫である反面重さがあり、耐震という観点においては不安を感じる方も多いでしょう。
本記事では瓦屋根の地震対策について紹介します。

目次

地震発生時に屋根はダメージを受けやすい

瓦屋根 地震被害

日本は地震が多く発生する国であり、住宅の地震対策は必須です。
そのためある程度の地震には耐えられるよう、建築基準に基づいて住宅は建てられています。
とはいえ住宅は建てたら終わりではなく、地震を含む自然災害への対策を行うことは大切です。
住宅の中でも屋根は特に自然災害の影響を受けやすい部分であり、定期的なメンテナンスが欠かせません。
日頃から太陽光や雨風にさらされているため、屋根は徐々に経年劣化していきます。
経年劣化の進んだ屋根は特に自然災害の被害に遭いやすいため、劣化が軽度なうちに適宜補修等行っておくことが重要な対策です。

瓦屋根が地震被害を受けやすいという話は本当か

瓦屋根は耐久性が非常に高い

屋根葺き替え 防災瓦(陶器和瓦)

瓦屋根とは日本の伝統的な屋根の一種で、瓦を積み上げて施工されています。
そして瓦屋根に使用している瓦には種類があり、特徴も様々です。
日本建築に使用される代表的な瓦「粘土瓦」は特に耐久性が高く、ほとんど経年劣化が発生しないと言われています。
そのためひび割れや欠けなどはそう簡単には起こりません。
ただし瓦屋根に使用される漆喰は経年劣化していくものにつき、定期的なメンテナンス自体は必要です。
それでもスレート屋根や金属屋根に比べてメンテナンス頻度は少なく済むでしょう。
つまり瓦屋根が他の屋根に比べてひと際地震に弱いというわけではありません。

瓦屋根が地震被害を受けやすいと言われる背景

瓦屋根を使用した住宅は古い住宅が多い

瓦屋根地震被害

耐久性の高い瓦屋根が地震に弱いと言われていることには、いくつかの理由があります。
そのひとつが築年数です。
瓦屋根を使用した住宅は築年数の経過した住宅が多く、必然的に地震発生時に被害を受けやすくなります。
築年数が経過していても定期的にメンテナンスを行っていれば大きな問題にはならないものの、メンテナンスが行われておらず瓦を固定している釘や隙間に施工される漆喰の劣化が発生している場合は、地震発生時に瓦のずれや落下などが起こる可能性が十分にあります。

旧来式の施工方法で葺かれた瓦屋根は安定性が低い

瓦屋根の葺き土

瓦屋根の施工方法は年月の経過とともに進歩しています。
上の項目と関連しますが旧来式と呼ばれる施工方法で施工された古い瓦屋根は、近年施工された瓦屋根に比べて瓦の安定性が低く重量も増します。
旧来式では瓦の土台に土を使用するため、ただでさえ重い瓦屋根の重量がさらに増し地震発生時に住宅全体へ大きな負荷をかけてしまうのです。
また、瓦を固定せず土の上に載せているだけなので、地震で大きな揺れが発生した際、旧来式の瓦屋根では瓦のずれや落下が発生するリスクが高まります。

瓦屋根の施工方法の変化は地震対策や雨漏り対策に貢献

ルーフィング

上述の通り、旧来式の瓦屋根は安定性が低く重たいため地震には弱いと言わざるを得ませんでした。
しかし近年では土葺きをすることはなく、ルーフィング材の使用も相まって安定性の向上および軽量化が進んでいます。
ルーフィング材とは屋根の下地の上に貼る防水シートのことを指し、この上に瓦を釘などでしっかり固定します。
写真のシートがルーフィング材が施工された様子です。
結果として以前よりも瓦屋根の耐震性能は強化されました。
またルーフィング材の進化は瓦屋根の耐震性能だけでなく、防水性能の向上にも大きく貢献しています。
瓦屋根は伝統や格式を守りつつ、施工方法や使用建材および職人技術の向上により機能をレベルアップさせているのです。

瓦屋根の地震対策としてできること

定期的なメンテナンス

メンテナンス

地震対策として最も大切なことは定期的なメンテナンスを行うことです。
地震が起きた際に瓦屋根に起こる被害として、瓦のずれや落下、飛散などが挙げられます。
これらの発生リスクは、瓦を固定するビスや銅線などに劣化が起きていると格段に上がります。
定期的にメンテナンスを行い、適度な補修を行っておきましょう。
瓦屋根は経年劣化のしづらい屋根につき短期間で致命的なトラブルを抱える可能性は低いです。
15~20年に1回程度はメンテナンスを行うことをおすすめします。

メンテナンスは美観維持のためにも必要

棟 漆喰 仕上がり

本記事では地震対策をメインとして扱っているため、地震被害が出ないためのメンテナンスとして15~20年に1回程度の実施を推奨しました。
ただし瓦屋根の状態を美しく維持するという観点では、10~20年に1回程度のメンテナンスを行うことがより望ましいです。
理由は、漆喰の経年劣化が10年程度で開始するためです。
漆喰は瓦同士の隙間を埋めるように施工された白い部分で、主に棟部分に施工されています。
漆喰は経年劣化するとひび割れや欠け、コケの発生などが発生するため定期的に塗り直し等を行うと綺麗な状態を維持することができます。

まとめ

愛知県豊橋市で瓦屋根のメンテナンスを検討されている方は、ぜひ山本瓦工業までご相談ください。

現地調査および見積作成は無料で承っています。
瓦屋根は適度な補修などを行うことで非常に長い期間、美観および機能を維持することができます。
少しでも屋根の寿命を伸ばすためにも、定期的なメンテナンスをおすすめします。

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