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【ガルバリウム鋼板屋根ガイド】ガルバリウム鋼板屋根の特徴とメンテナンス

2024.04.18

コラム

ガルバリウム鋼板屋根の特徴とメンテナンス

【ガルバリウム鋼板屋根ガイド】ガルバリウム鋼板屋根の特徴とメンテナンス

2024.04.18

本記事では「ガルバリウム鋼板屋根」について取り上げています。
ガルバリウム鋼板屋根とは金属屋根の一種で、耐久性の高さなどが人気の秘訣でしょう。
ただしどんなに耐久性の高い屋根も経年劣化は起こるため、メンテナンスは不可欠です。
ガルバリウム鋼板屋根の特徴や、メンテナンスについて詳しく紹介します。

目次

ガルバリウム鋼板屋根とは

ガルバリウム鋼板屋根
鉄鋼に亜鉛アルミ合金の被覆を施した、金属屋根材の一種です。
1990年代頃まで主流だったトタン屋根に代わって普及しました。
普及の最大の理由は、耐久性の高さでしょう。
耐久性の高い屋根はメンテナンスの手間も軽度なため、扱いやすい屋根と言えます。

ガルバリウム鋼板屋根の特徴

メリット

錆びにくさ

丈夫な金属の弱点といえば錆びです。
しかしガルバリウム鋼板屋根は、金属屋根のわりに錆びにくいという特徴を持ちます。
これが、錆びやすいトタン屋根に代わってガルバリウム鋼板屋根が普及した最大の理由でしょう。
ガルバリウム鋼板屋根の錆びにくさの秘訣は、亜鉛アルミ合金の被覆です。
メッキが亜鉛のみのトタンに対して、ガルバリウム鋼板のメッキはアルミニウムやシリコンなど複数の原料が使用されているため、比較的錆びにくくなっています。

防水性の高さ

金属は吸水性がありません。
そのためガルバリウム鋼板屋根は屋根材から内部に雨水が浸透することがなく、防水性が高いです。
雨漏りの原因は様々であるため屋根材からの吸水がない=雨漏りしないというわけではないものの、雨漏りリスクの低い屋根と言えます。

耐震性の高さ

屋根の耐震性の高さは、屋根材の重さと反比例します。
住宅の最上部に位置する屋根が重いことで、地震の揺れの影響を受けやすくなり住宅全体への負担も増すためです。
技術が向上している昨今では瓦屋根のような重い屋根も、耐震性は以前に比べて大幅に向上しています。
しかし比較すると、やはり軽い屋根の方が耐震性は高いです。
そのため屋根材の中でも非常に軽量なガルバリウム鋼板を用いた屋根は、随一の耐震性の高さを誇ります。

デメリット

断熱性の低さ

ガルバリウム鋼板屋根 断熱材

金属は熱を伝えやすいという特徴を持ちます。
夏は外部の熱を内部に伝えやすく、冬は内部の熱を外部に逃しやすいです。
そのため冷暖房の効率を下げてしまいます。
遮熱塗料や、断熱材と一体になったガルバリウム鋼板を活用すると改善することができます。

遮音性の低さ

金属は音を伝えやすいという特徴を持ちます。
音に敏感な方だと、大雨が降った日は屋根に反響する雨音が気になってしまう可能性があります。
気になる場合はガルバリウム鋼板の裏に制振材を貼っておくこともおすすめです。

ガルバリウム鋼板屋根の劣化

色褪せ、チョーキング

ガルバリウム鋼板表面の塗膜が剥げてくると色褪せやチョーキングが発生する可能性があります。

チョーキングとは、塗料に含まれている顔料が紫外線や熱、雨風などにより劣化しチョークのような粉が出てくる現象です。

屋根の表面を手で触ると、白い粉が付着するようになります。

コケ

日当たりの悪い立地にある場合や、勾配が緩やかな場合は水捌けが悪くなるため、経年とともにコケが発生する可能性があります。
コケが発生することで即座に雨漏りなど致命的なトラブルに至る可能性は低いものの、放置するとガルバリウム鋼板の劣化を加速させるため、定期的に綺麗にした方が良いです。
またコケが生えた状態は美観も損ねてしまいます。

錆び

ガルバリウム鋼板 赤錆び事例
ガルバリウム鋼板 赤錆び事例
ガルバリウム鋼板 白錆び事例
ガルバリウム鋼板 白錆び事例

ガルバリウム鋼板屋根のメリットのひとつに錆びにくさを挙げました。
しかし絶対に錆びないというわけではありません。特に切断面は錆を生じやすく、水捌けの悪い箇所では赤錆が発生することがあります。ただし、鉄板とは違いその赤錆が広がりにくいことが特徴です。
また屋根ではく外壁に多い事例ですが、ガルバリウム鋼板の表面に斑点状の白錆を生じることがあります。
いずれもコケと同様、日当たりの悪い立地にある場合や、勾配が緩やかな場合はリスクが高まります。特に端部・曲げ加工部・傷部分は錆びが発生しやすいので定期的な点検が必要です。
錆びに気づいた場合は、なるべく早く専門業者に相談しましょう。

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス

屋根点検

トラブルを未然に防ぐ、劣化が軽度なうちに補修する、という意味では定期的に点検を行うことが最も大切です。
ガルバリウム鋼板屋根は築10年程で少しずつ劣化が始まります。
即座に寿命がくるわけではないものの、定期的に点検を行いましょう。

掃除

掃除といっても、水で洗い流す程度で大丈夫です。
定期的に水で流すだけで、ゴミや軽度な汚れは落とせます。
鳥の糞尿や落ち葉などは美観を損ねるだけでなく、塩分の付着によって錆びを加速させるため定期的に掃除を行うことがトラブル防止になります。

再塗装

ガルバリウム鋼板屋根 塗装事例

ガルバリウム鋼板の表面の塗膜は、経年とともに劣化してきます。
ガルバリウム鋼板の寿命を伸ばすために15年~20年に1回程度再塗装を行うことがおすすめです。

部分補修

錆びや破損など、すでにトラブルが起きている場合は再塗装する前に補修が必要です。
部分的なトラブルであれば、該当箇所の屋根材交換など部分補修で解決する可能性があります。

リフォーム

ガルバリウム鋼板屋根の耐用年数はおよそ25~30年です。

屋根材の種類に関わらず、屋根の寿命がきてしまった場合はリフォームを行う必要があります。
ガルバリウム鋼板屋根のリフォームは葺き替え(張り替え)が一般的です。
他の屋根材に比べ撤去処分費が安く工期も費用も抑えることができます。
専門業者に屋根の状態を見てもらったうえで、適切なリフォーム方法を検討してください。
葺き替えとカバー工法の違いについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

屋根のリフォーム工事といえば!「葺き替え」と「カバー工法」の違い

まとめ

ガルバリウム鋼板は耐久性が高く、スタイリッシュな仕上がりから人気の高い屋根材のひとつです。
金属のわりに錆びにくく、防水性や耐震性も高いためトタンに代わって急速に普及しました。
ただし注意点として断熱性や遮音性の低さが挙げられます。
採用する建材によってある程度対策を講じることもできるため、ガルバリウム鋼板屋根を検討している方はぜひ併せてご検討ください。
また耐久性が高いからとってメンテナンス不要なわけではありません。
ぜひ定期的なメンテナンスを行って最大限屋根の寿命を伸ばしてください。

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