富士ハウスの外壁塗装は要注意?塗装前に確認したい3つのチェックポイント【雨漏り・内部結露】
2026.03.24
コラム
富士ハウスの外壁塗装は要注意?塗装前に確認したい3つのチェックポイント【雨漏り・内部結露】
2026.03.24
富士ハウスの建物は通気不良や幕板が原因で内部結露や雨漏りをしているケースは少なくありません。
建物の状態によっては塗装だけでは解決できない問題が隠れている場合があります。
特にバルコニー周辺の構造や通気の状態によっては、内部結露や雨水の浸入が起きているケースもあります。
今の状態のまま本当に塗装を行って大丈夫ですか?
外壁塗装を検討する前に、まずは見落とされがちなチェックポイントを確認しておくことが大切です。
1. チェック箇所の名称や役割
住宅の外壁には、サイディングと呼ばれる板状の外壁材が広く使われています。サイディングは建物の外観を整えるだけでなく、雨風から住宅を守る役割があります。
また、バルコニーや外壁まわりにはいくつかの重要な部材が取り付けられています。
笠木(かさぎ)
笠木とは、バルコニーの腰壁の上部に取り付けられているアルミ製などの部材です。
腰壁にフタをするような形で取り付けられています。

主な役割は次の通りです。
●外壁へ雨水が流れ込むのを防ぐ
●腰壁内部を雨や紫外線から守る
●建物のラインを整える意匠部材
見た目の部材に見えますが、防水の役割も担う重要な部材です。
モール(装飾部材)
バルコニーの外壁には、樹脂製やアルミ製のモールと呼ばれる装飾部材が取り付けられていることがあります。
似た部材に「オーバーハング水切」がありますが、
●オーバーハング水切 → 外壁の下部に取り付けられる
●モール → 外壁の表面に取り付けられる
という違いがあります。

通気層
サイディング外壁の多くは、外壁の裏側に通気層(空気の通り道)が作られています。
通気層には
●壁内部の湿気を逃がす
●結露の発生を防ぐ
という役割があります。
つまり外壁は、空気の流れによって建物を守る仕組みになっています。
2. 注意したいチェックポイント
外壁の不具合は、塗膜の劣化だけではなく、水分や通気の問題が原因となる場合があります。
今回のチェックポイントは次の3つです。
① 笠木の取り付け位置
まず確認したいのが、笠木の取り付け位置です。
本来、笠木は腰壁の上部を包み込むように取り付けられています。
しかし、場合によっては幕板の上に乗るように取り付けられているケースがあります。

この状態では、
●笠木と幕板の取り合い部分のシーリングが劣化
●雨水が幕板の裏側へ浸入
といった状況が起こることがあります。
実際に笠木と幕板を取り外すと、外壁が湿っている状態が確認されるケースもあります。

雨水が入り続けると、
●幕板の破損
●外壁サイディングの劣化
につながることがあります。
② バルコニー外壁にモールが付いている
バルコニーの外壁にモールが取り付けられている場合も注意が必要です。
外壁の裏側には縦胴縁と呼ばれる下地材があり、これによって通気層が作られています。
しかし、モールや幕板を取り付けるための下地として横方向の下地(横胴縁)が組まれている場合があります。

その結果、
●空気の入口
●空気の出口
がふさがれてしまい、通気がうまく機能しなくなることがあります。
通気ができなくなると、壁内部に湿気が溜まり、内部結露が発生する原因になることがあります。
③ サイディングの反りや割れ
外壁が波打つように見えたり、反り上がっている場合は注意が必要です。

サイディングの割れや反りは、水分の影響で起こることがあります。
サイディングの表面は塗装によって保護されていますが、裏側には防水処理がされていないことが一般的です。
そのため、裏側に水分が回ると
●水分を吸収する
●膨張と収縮を繰り返す
という状態になり、結果として割れや反りが発生することがあります。
つまり、外壁の反りや割れは
●雨水の浸入
●内部結露
が起きている可能性を示すサインである場合もあります。

3. 放置した場合に起こりうるリスク
もし内部に湿気や雨水が入り続けている状態で塗装だけを行った場合、次のような問題が起こることがあります。
●塗装が数年で剥がれてしまう
●サイディングの破損が進行する
●幕板などの部材が劣化する
外壁の表面はきれいになっても、内部の原因が解決されていない場合は再発する可能性があります。
適切な対処方法・メンテナンス
建物の状態によって、適切な対応方法は異なります。
主な方法としては次のようなものがあります。
●軽度の場合:部分補修や防水処理の見直し
●劣化が進行している場合:外壁の再施工や通気構造の改善
●構造まで影響している場合:外壁全体(木下地まで)の大規模改修
内部の腐食が懸念された場合や通気層を新たに作り直す場合は外壁の張替えが必要になります。
どの方法が適しているかは、建物の状態によって変わるため現地確認が重要になります。
まとめ
外壁塗装は住宅を守る大切なメンテナンスですが、建物の状態によっては塗装だけでは解決できない問題がある場合もあります。
特に次のような症状がある場合は、一度確認してみることをおすすめします。
●笠木が幕板の上に乗っている
●バルコニーの外壁にモールが付いている
●サイディングに反りや割れがある
これらは内部の湿気や雨水の影響が関係しているケースもあります。
外壁リフォームで大切なのは、見た目だけでなく建物の状態を把握することです。
塗装の見積もりを取る前に建物の状態を確認しておくことで、より適切なメンテナンスにつながる場合があります。早めの点検が、将来の安心につながります。
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【監修者のプロフィール】山本瓦工業株式会社/株式会社外装リフォーム豊橋 代表取締役 山本武司(瓦屋根工事技士)