太陽光パネルと屋根材の間に鳥の巣が!【放置厳禁】鳥による被害とその対策
2024.03.30
コラム
太陽光発電システムとは
太陽光発電システムとは、太陽光を集め電力に変換する設備です。
屋根に太陽光パネルを設置し発電しています。
自宅で発電することによりエコや節約になるとして、2000年代後半から2010年代前半にかけて急速に拡大しました。
ペットを飼っている家庭など電力消費量が多い場合、特に恩恵を感じやすいでしょう。
また居住エリアによっては補助金が出る可能性もあるため、太陽光発電システム導入を検討されている方は事前に自治体HPなどを確認することをおすすめします。
ただし極端に日当たりの悪い住宅や、屋根の勾配が急すぎる住宅、屋根の経年劣化が進んだ住宅には太陽光発電システムの導入が難しいため、こちらも事前に専門業者へ相談した方が良いです。
太陽光パネルと屋根材の間は巣をつくられやすい
太陽光パネルと屋根材の間は鳥が巣をつくりやすい場所です。
ある程度雨風を凌ぐことができ外敵からも身を隠しやすいため、鳩などの鳥が巣をつくってしまうことが多々あります。
また鳥には帰巣本能があるため、一度巣を撤去しても再び鳥が戻ってきて巣をつくってしまうこともあり、対処に苦労する方も多いです。
最初から巣をつくらせないことが一番ですが、万が一つくられてしまった場合はより一層対策を強化する必要があります。
鳥・鳥の巣による被害の事例
屋根に鳥が巣をつくることによるデメリットは複数あり、以下のような理由により発見した場合は早急に撤去することをおすすめします。
太陽光パネルや住宅の糞尿汚れ
鳥が棲みつくことで太陽光パネルに糞尿の汚れがつきます。
糞尿がつくことは美観を損ねるだけでなく、発電効率の低下や酷い場合は故障を招く恐れがあります。
また太陽光パネルだけでなく庭や外壁、洗濯物なども糞尿によって汚れる可能性があります。
さらに金属製の建材に落ちた糞尿を放置していると、錆びや腐食を促進させるため放置は禁物です。
衛生環境の悪化
鳥の糞尿や鳥自体によって衛生環境が悪化する被害です。
鳥は様々な病原体を持っている可能性が高く、例えば鳩はクリプトコックス症・脳炎など様々な病原菌を伝播します。
またハトヒメダニなどのダニ類・ハトトコジラミなどの昆虫類が寄生している可能性もあります。
健康被害を招く恐れもあるため鳥には近づかない方が良いです。
鳥の鳴き声・羽音による騒音
棲みつく鳥の種類にもよるものの数が増えると特に、鳴き声が気になる可能性が高まります。
また夜間など静かな時間帯であれば羽音が気になる可能性もあります。
鳥の巣材・糞による雨樋の詰まり
鳥の巣は木の枝など細かい巣材の集合体です。
雨が降ったタイミングなどで巣材や糞が屋根の上を流れていき、雨樋に溜まっていくことがあります。
溜まった巣材・糞によって雨樋が詰まってしまう可能性があります。
詰まりは雨樋のトラブルの代表例で、発生した場合は掃除を行い詰まりを発生する必要があり手間や費用が発生します。
また詰まりが発生しただけでなく、詰まりをきっかけに雨樋に歪みなどが発生した場合は修繕もさらに大変です。
太陽光発電システムの鳥対策
専門業者へ連絡
鳥獣保護法により、野鳥は保護されています。
許可なく鳥を駆除すると罰せられてしまうため、ご注意ください。
自治体に事前に申請して許可を取得する、もしくは認可を得た専門業者に駆除してもらう必要があります。
屋根につくられた巣に卵やヒナがいる可能性も高いため、鳥の飛来が多いなど異変を感じた際は専門業者に連絡しましょう。
鳥の巣だけであれば撤去しても特に問題ないものの、高所作業につき素人が作業することは危険です。
巣だけにしても卵やヒナがいるにしても、どちらにせよ専門業者に任せることをおすすめします。
防鳥ネットを設置
防鳥ネットとは、設置することで鳥をよせつけないようにするネットです。
巣を撤去し掃除してから防鳥ネットを設置することで、再び鳥が近づけないようにします。
ただし設置方法を誤ると隙間から鳥が内部に侵入してしまうこともあるため、専門業者に設置を任せることが安心です。
まとめ
鳥が巣をつくってしまうと様々な困りごとが発生します。
万が一棲みつく鳥の存在を感じたときは、すぐに専門業者へ相談しましょう。
太陽光発電システムを設置するメリットや、メンテナンスの注意点などについては以下の記事で紹介しています。
太陽光発電システムは設置して永久的に使用できるわけではなく、定期的なメンテナンスが必要です。
耐用年数が20年程度であることも加味して、適切なメンテナンスを行いましょう。
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