天窓を設置するとどうなる?天窓を設置するにあたってのメリットと注意点
2024.06.27
コラム
天窓を取り付けるメリット
効率的に採光を行える
天窓を取り付けることによって、効率的に「採光」を行えます。
通常の窓であれば立地によっては近隣の建物によって太陽光が遮られる可能性もあります。
しかし天窓であれば、近隣の建物によって完全に太陽光が遮られることはほとんどありません。
多くの太陽光を取り入れ、日中は電気をつけずとも室内を明るくすることが期待できます。
光熱費の節約になる
日中は太陽光を取り込み室内を明るくすることができるため、電気代の節約に繋がります。
特に日中電気をつけっ放しにしておくことが多い家庭では、高い効果が見込めるでしょう。
また冬場であれば太陽光を取り込むことで多少室内を暖める効果も見込めます。
換気を行える
天窓には、固定式のものと開閉式のものがあります。
開閉可能なタイプを設置することで、天窓から換気を行うことができます。
特にあたたかい空気は高いところに昇るため、あたためられた空気を効率的に排出することができます。
また排出できるものは空気だけではありません。
住宅トラブルの元になる湿気も排出することができるため、住宅の寿命を伸ばすことにも繋がります。
解放感を与える
天窓の設置により、室内に解放感を与えることができます。
天井がより高く、部屋がより広く感じる効果が期待できます。
天窓を設置する際の注意点
夏場の室内温度上昇リスク
天窓を設置することで、太陽光を多く取り込むことができます。
しかしその反面、夏場は太陽光によって室内温度が上がってしまうリスクがあります。
夏場の室内温度上昇は、冷房の稼働効率低下および電気代上昇に繋がります。
対策としては、天窓に遮熱・断熱効果のあるガラスを採用することやブラインドを設置することが有効です。
天窓からの雨漏りリスク
天窓を設置するにあたって屋根に穴を開けているため、設置時の防水処理に不備があったり固定しているネジや内側のパッキンに劣化があると雨漏りが発生するリスクがあります。
定期的なメンテナンスを要する
天窓を設置することで雨漏りのリスクもあるため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
天窓を設置して15〜20年ごろから防水処理は劣化し始め、防水性能が低下してくると考えられるので、「点検」や「交換」などのメンテナンスが必要となってきます。
天窓のメンテナンスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ご自身でもできる天窓の手入れ
天窓のガラス掃除は、ご自身でも行える手入れ手段です。
柔らかい布やスポンジで優しく拭いてください。
汚れが頑固な場合は、液体クリーナーを使用すると良いでしょう。
ガラスに傷がつく可能性があるため、研磨剤の入っていないものを選んでください。
ただし天窓の設置位置にとっては掃除が難しい場合もあります。
手が届かない場合や高所作業に不安がある場合は、無理せず屋根屋さんに任せましょう。
まとめ
天窓を設置することで室内に太陽光を多く取り込めるため明るくなり、換気も行うことができます。
季節によっては電気代の節約にも繋がります。
また、天窓は室内に解放感を与えるため、部屋を広く感じさせる効果が期待できます。
ただし天窓は設置して終わりではありません。
定期的にメンテナンスを行う必要があるため、設置にあたってはメリットと手間を天秤にかけて判断する必要があります。
お問い合わせ
対応エリア
愛知県/
豊橋市、豊川市、田原市、新城市、蒲郡市
静岡県/
湖西市、浜松市(一部エリア)
お問い合わせ
0120-215-010
株式会社外装リフォーム豊橋(山本瓦工業グループ)