【天窓のメンテナンス】天窓の適切な点検頻度や交換時期などを徹底解説
2024.06.29
コラム
天窓を設置するメリット
メリットは4つ
天窓を設置するメリットは、おおまかに4つ挙げられます。
効率的に採光できること、光熱費の節約になること、換気を行えること、解放感を与えることです。
採光ができる反面、夏場は室内温度の上昇に繋がる可能性もありますが、ブラインドの設置や遮熱・断熱効果のあるガラスの採用によって、リスクを最小限に抑えることができます。
天窓を設置することで得られるメリットについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
天窓を設置するとどうなる?天窓を設置するにあたってのメリットと注意点
ただし注意事項あり!
天窓を設置するメリットは多いです。
ただし天窓の設置にあたっては、注意事項があります。
天窓を設置するということは一般的に、屋根に穴を開けるということです。
そのため設置時の防水処理に不備があったり部材の経年劣化が進むと、そこから雨漏りが発生するリスクがあります。
雨漏りを防ぐためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
天窓のメンテナンス
定期点検
なにかトラブルが起きていないか、10年に1回程度は点検を行うことをおすすめします。
多くのメーカーの保証期間も10年程度なため、保証期間に合わせて点検を行っておくと安心です。
ネジの締め直し
天窓を固定するネジは、経年劣化により徐々に緩んでしまいます。
そのため10年に1回程度はネジの締め直しを行うことをおすすめします。
ネジが緩んだまま放置していると、天窓が外れたりするリスクもあるため大変危険です。
また緩んだネジ穴から雨漏りが発生するリスクもあります。
天窓の交換
天窓の寿命は20~25年程度です。
20~25年に1回程度は交換を行うことをおすすめします。
天窓の交換は、既存の天窓を取り外し新たな天窓を設置する工事です。
万が一既存の天窓と新しい天窓の大きさが異なる場合、屋根の穴を広げるもしくは狭める工事が必要となります。
天窓の交換については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
天窓交換ってどんな工事?
天窓の経年劣化
内側パッキンの劣化
天窓の内側には、防水のためパッキンが使用されています。
経年とともにパッキンも劣化し亀裂などが発生するため、雨水が天窓の隙間から内部に侵入してしまうことがあります。
水切り板金の錆び
天窓の周りには、水切り用の板金部材が取り付けられています。
経年劣化により水切り板金に錆びが発生してしまうことがあります。特に天窓の水下に取付られているエプロン水切という天窓のまわりの水切りに入った雨水を外部へ排水する役目をする部材は、「鉛(なまり)」で出来ていることが多く、経年劣化で「穴あき」を生じることが多いので、定期的な点検と交換が必要です。
固定用ネジの緩み
天窓を固定しているネジは、経年劣化により徐々に緩んでしまいます。
太陽光による熱膨張と収縮を繰り返すことによるものです。
まとめ
天窓は経年劣化するものなので、定期的にメンテナンスを行うことをおすすめします。
メーカーの保証期間も加味すると、10年に1回程度は点検を行うことが望ましいです。
天窓の寿命は20~25年程度と言われているため、寿命がきた際は雨漏りしてしまう前に交換を行ってください。
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