スーパーガルテクト（カバー工法）

屋根カバー工法／断熱材付き金属屋根材（スーパーガルテクト）

1,153,600円(税込)/70㎡

足場代材料費工事費現場管理費

スーパーガルテクトは化粧スレート（カラーベスト等）のカバー改修・葺き替え用の屋根材として最も人気のある商品です。
ガルバリウム鋼板の３倍の寿命が期待できる「超高耐久ガルバ」を採用し、耐久性・断熱性・遮音性・防水性のすべてに優れた性能を有し、スタイリッシュな仕上がりも人気の理由と言えます。
弊社ではスーパーガルテクトの多くの施工実績がございます。是非、施工事例も併せてご覧ください。

※価格は屋根面積70㎡（4寸勾配）、切妻総2階建の屋根を想定したものになります。

延べ床面積

概算の価格

60㎡

¥1,038,200

70㎡

¥1,153,600

80㎡

¥1,318,500

90㎡

¥1,438,700

100㎡

¥1,565,600

目次
1.商品概要／ラインナップ
2.カラーバリエーション（色）
3.耐用年数と保証内容
4.標準リフォーム工事の手順
5.メリット・デメリット
6.見積比較のチェックポイント

1.商品概要／ラインナップ

≪商品概要≫
カバー工法の中でも人気な商品はアイジー工業の「スーパーガルテクト」
スーパーガルテクトは遮熱性塗装鋼板と断熱材と一体化した屋根材となっていますので、遮熱性能と断熱性能を持ち合わせています。

超高耐久ガルバといいアルミニウム合金メッキ鋼板55％にマグネシウムを２％添加する事により、メッキ層を更に強化した鋼板になります。

スーパーガルテクトには保護膜があることでより腐食に強い特性を持っています。
また、保証対象地域は海岸線からの距離が500m以上あれば保証対象となり、錆びにも強い特性を持っています。
ガルバリウム鋼板に比べ、3倍の寿命が期待できます。

■他メーカー
商品情報【塩害地域】
ニチハ／横段ルーフ（全シリーズ）
保証免責範囲：海岸から500ｍ未満の地域、および塩害地域

福泉工業／シルキーG2
保証免責範囲：海塩飛沫、飛砂の激しい過酷な地域（詳細はメーカーに問い合わせ）

≪商品ラインナップ≫
・スーパーガルテクト　長さ2,960ｍｍ
特殊なちぢみ塗装で高級感あふれる質感を実現

・スーパーガルテクトC　長さ1,820ｍｍ
スーパーガルテクトと同じ仕様　短尺タイプ

・スーパーガルテクトフッ素（現在発売休止）
フッ素と3コートの塗膜構成　耐久性が高く色あせしにくい。

★豆知識
スーパーガルテクトとスーパーガルテクトCの違いは長さのみで製品性能に差はありません。
寄棟形状・多面体屋根の施工には材料ロスの少ないスーパーガルテクトCがおすすめです。

2.カラーバリエーション（色）

◆スーパーガルテクト
６色のカラーバリエーション
・ブラック
・ブルー
・ブラウン
・モスグリーン
・チャコール
・ワインレッド

◆スーパーガルテクトC
２色のカラーバリエーション
・ブラック
・ブラウン

◆スーパーガルテクトフッ素

【シェイドブラックの施工事例】

◇豊橋市M様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクトC　シェイドブラック

◇豊橋市Y様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクトC シェイドブラック

◇豊川市Ｈ様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクトシェイドブラック


【シェイドブラウンの施工事例】
◇豊橋市T様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクト　シェイドブラウン

◇豊橋市K様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクト　シェイドブラウン

◇田原市Ｓ様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクトC シェイドブラウン

【シェイドモスグリーンの施工事例】
◇豊川市Ｕ様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクトシェイドモスグリーン

◇豊川市M様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクトシェイドモスグリーン

【シェイドブルーの施工事例】
◇豊橋市Ｍ様邸／屋根カバー工事
スーパーガルテクトシェイドブルー

上記掲載以外の施工事例（カバー工法）はこちら

3.耐用年数と保証内容

寿命は25年以上といわれておりますが、塗装などのメンテナンスが必要になります。
従来のガルバ鋼板と比べて３倍超の寿命が期待できます。
スーパーガルテクト、スーパーガルテクトCは変褐色15年保証・赤錆に対して20年保証、穴あき25年保証が付きます。

■他メーカー商品の保証内容
ニチハ／横暖ルーフ（全シリーズ）
塗膜15年赤錆20年穴あき25年

福泉工業／シルキーG2
塗膜15年赤錆20年穴あき25年

スーパーガルテクトフッ素で変褐色・赤錆に対して20年保証、穴あき25年保証が付きます。

雨漏り等の施工保証は10年（施工会社が保証書発行）。

4.標準リフォーム工事の手順

◆カバー改修プランの場合

①既存スレート屋根の高圧洗浄

片面粘着ルーフィングの密着性を高めるために既存屋根材のコケや汚れを丁寧に洗浄します。

②片面粘着ルーフィング

片面粘着ルーフィング「タディスセルフカバー（田島ルーフィング）を施工。カバー工法の専用下葺材。施工中に既存スレートが破損しても粘着テープでしっかり固定。防水性に優れた製品です。

③軒先役物取付

専用部材の「唐草」を取付。カバー工法用と葺き替え用のそれぞれ専用の唐草が設定されています。

④谷樋・隅棟下地部材取付

専用部材の「谷樋DII」「差し棟下地N」を取付。隅棟の仕様に応じて専用部材を選定します。

⑤ケラバ（破風）役物取付

専用部材の「ケラバ水切」を取付。
写真のような破風入母屋の破風尻（端部）はしっかり雨仕舞しないと雨漏りしやすい箇所です。

⑥破風入母屋破風尻納め

写真のような破風入母屋部分は施工に技術が必要な箇所です。当社では化粧破風（白い部分）と軒天の一部を取り外して丁寧に雨仕舞を行います。

⑦本体・隅棟（差し棟工法）

写真は差し棟工法の施工事例です。
スタイリッシュな仕上げで人気の差し棟仕様（OP）は１段ずつ正確に葺き上げていく必要があり高い技術を要する工法です。

⑧本体

スーパーガルテクト本体は455ピッチでビス固定して葺き上げていきます。しっかり固定することで強風でも飛ばされることなく大切な建物を守ります。

⑨棟換気

専用の棟換気（OP）を取付。本棟部分に換気部材を取付けることで壁体内通気や小屋裏の暖かく湿った空気を排出することにより建物の寿命を延ばしたり２階室内の温度上昇を軽減する効果があります。

⑩完成

スーパーガルテクトはスタイリッシュな仕上がりと高い耐久性・快適性が特徴でカバー工法の人気が高く、当店でも多くの施工実績がある金属屋根材です。

5.メリット・デメリット

≪メリット≫
・色あせしにくく、錆に強く、超耐久・耐食性にガルバリウム鋼板を使用していますので長期間メンテナンスいらずコストも削減
・遮熱性、断熱効果
夏は涼しく・冬は暖かい１年中快適な住空間が期待できます。

・デザイン性が高い
「ちぢみ塗装」を採用し、高級感あふれる屋根材
・日本瓦（焼成瓦）の約1/10の軽さです！
屋根面積あたりの重量　5㎏／㎡

≪デメリット≫
・金属製品の為、塩害地域では施工不可。海岸線より500m以内の地域、および塩害地域。
・屋根勾配が「2.5寸以上」ないと使用ができません。

6.見積比較のチェックポイント

①屋根洗浄が含まれているか？

既存屋根材が汚れている場合にはしっかり洗浄しすることで、片面粘着ルーフィングの接着力を向上。

②片面粘着ルーフィングを使用しているか？

ルーフィング施工無もしくは非粘着のルーフィングを使用してコストダウンしていないかチェックが必要です。
片面粘着ルーフィングは高い防水性に併せ、工事中に既存屋根材（スレート）が破損してズレることを防ぎます。

③メーカー純正役物を正しく使用しているか？

スーパーガルテクトにはメーカー指定の「純正役物」があり、スーパガルテクトの性能を100％発揮するには「純正役物」を正しく使用し施工する必要があります。ただ残念ながらコストダウンのために「見えないところ」に純正役物を使用しない業者も少なくありません。
商談時にどのような部材を使用するのか見積書に部材名など記載されているか、業者に説明を求めて明確な回答をしてもらえるかなど必ずチェックしましょう。

軒先／唐草50

隅棟／差し棟下地N

ケラバ／ケラバ水切

④棟・ケラバの板金はビス固定仕様になっているか？

棟板金やケラバ板金などの固定は板金釘を使用すると、下地木材の収縮によって釘が抜けてくるためビス固定が必要です。

⑤スーパーガルテクトの施工実績豊富な職方・現場管理者がいるか？

スーパーガルテクトの施工は経験豊富な熟練の職方が施工することによってその性能が充分に発揮されます。
スレートのカバー工法商品として圧倒的なシェアを持つスーパーガルテクトは近年塗装会社でも取り扱いを行なっています。しかしそのほとんどが屋根業者に丸投げをしており、どのような部材を使用し、マニュアルではどのような施工方法が指定されているか説明出来ない業者も多く存在します。
業者選定のポイントは、「誰が施工」「誰が施工品質の管理を行う」かです。
業者選びで失敗しないために、見積書だけでなく施工方法について業者に色々と質問をして業者を選ぶことをお勧めいたします。